データ自動消去機能搭載、航空宇宙会社ボーイングがセキュリティに特化した Android スマートフォン「Boeing Black」開発

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Boeing Black

米国、大手航空宇宙会社ボーイング(BOEING)社。本体が分解されたり情報が漏洩しそうになると、ソフトやデータを破壊し起動しなくなる機能を搭載したスマートフォン「Boeing Black」開発。セキュリティに特化した端末として政府機関向けに提供予定。

■ スペック

  • FCC ID: H8VBLK1
  • OS: Android (OS バージョン不明 セキュリティ向上モデル)
  • CPU: ARM Cortex-A9 Dual-core 1.2GHz
  • RAM: 不明
  • ROM: 不明
  • サイズ: 131.9×67.6×13.25mm
  • 重量: 170g
  • ディスプレイ: 4.3インチ マルチタッチ
  • 解像度: 960×540 qHD
  • カメラ: 有り、画素数不明 LED フラッシュ付き
  • ネットワーク: LTE(700/1700/2100MHz) W-CMDA(850/1900/2100MHz) GSM(850/900/1800/1900MHz)
  • パケット通信: LTE, HSPA, EDGE, GPRS
  • SIM Slot: Dual SIM
  • 通信: Wi-Fi / Bluetooth 4.0
  • 外部端子: microSD, microUSB, PDIM, 24pin モジュールコネクター, 3.5mmオーディオジャック
  • バッテリー: Li-Ion 1590mAh
  • その他: 各種暗号化モジュール対応、データ自動消去機能搭載

ボーイング社は世界最大の航空宇宙会社であり、米国唯一の大型旅客機メーカーです。民間機だけではなく、軍事用機器、ミサイル、セキュリティー事業等、多分野において高度な技術を保有する会社です。

同社では2012年より、Android OS を搭載しセキュリティに特化したスマートフォンを開発していました。当サイトでは2012年4月13日に「ボーイングがセキュリティに特化した Android スマートフォンを開発中」でご紹介しましたが、今回、ボーイングより正式発表された形となっております。

政府機関向けに開発されたスマートフォンで、高いセキュリティ性能を実現。注目の機能として、本体が分解されたり、情報が取り出されそうになると内部のソフト(アプリ)やデータを全て破壊し取り出せなくします。これにより、端末本体も起動しなくなるとの事。

具体的なセキュリティ機能として、「FIPS 140-2」に準拠した暗号化ストレージや、ハードウエアベース「Root of Trust」、各種暗号化エンジン(モジュール)を搭載。デュアル SIM 対応で、一般の 4G / 3G / 2G ネットワークと政府専用回線を切替えて利用できます。

Android スマートフォンでは世界初?となる PDMI ポートや24ピンコネクター端子を備えており、これらの端子を利用することで、生体認証スキャナーや、ソーラー充電器、衛生トランシーバーなどと接続可能。「Boeing Black」は一般向けには販売されず、政府機関向け製品として導入される予定です。

Boeing Black Smartphone – Boeing
http://www.boeing.com/boeing/defense-space/ic/black/




Posted by GPad   @   2014年3月2日 日曜日 1 comments
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1 Comments

Comments
3月 3, 2014
08:35
#1 杏子ちゃんぶひいいいいいい!!! :

Androidのos採用してる時点でセキュリティも何もないと思うけど..

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