情報通信研究機構、LTE 技術を活用したテレビ放送帯ホワイトスペース対応の Android スマートフォン開発

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NICT LTE White Space support Android Smartphone

独立行政法人 情報通信研究機構 (NICT) は、テレビ放送帯のホワイトスペースでの利用を想定した、LTE 技術を活用した小型軽量の Android スマートフォンを開発。LTE や 3G 通信の他にテレビ放送帯 (470~710MHz) のホワイトスペースに対応。

■ スペック

  • OS: Android 4.3 Jelly Bean
  • CPU: Qualcomm Snapdargon 600 (APQ8064T) Quad-core 1.7GHz
  • GPU: Adreno 320
  • RAM: 2GB
  • ROM: 32GB
  • サイズ: 132×65×10.9mm
  • 重量: 146g
  • ディスプレイ: 4.7インチ TFT 液晶 マルチタッチ 静電容量式
  • 解像度: 1920×1080 Full-HD
  • カメラ: 13.4MP(背面 CMOS) LED フラッシュ付き
  • ネットワーク: LTE(B1, 2100MHz), White Space(470-710MHz), 3G
  • SIM Slot: microSIM (Dual-SIM)
  • 通信: WiFi 802.11 a/b/g/n, Bluetooth 4.0
  • センサー: GPS
  • 外部端子: microSD(Max 64GB), microUSB, 3.5mmオーディオジャック
  • バッテリー: 2600mAh
  • その他: ホワイトスペース、Miracast 対応、LTE とホワイトスペースの通信切替え可能

独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 坂内 正夫)は、テレビ放送帯のホワイトスペースでの利用を想定した、LTE (Long Term Evolution) 技術を活用した小型軽量のスマートフォンの開発に成功。テレビ放送帯 (470~710MHz) のホワイトスペース対応システムと既存の LTE ネットワークとの間を選択して使用できることから、通信トラフィックの負荷分散やそれによる通信速度の向上などが図られるものと期待されます。

今回開発されたスマートフォンは、市販のものと同じサイズで同様の機能を持っています。ホワイトスペースは未だ日本では利用可能でないことから、2枚の SIM カードを挿入する機構とし、NICT が開発したホワイトスペース対応システム(LTE 技術を利用)と既存の LTE ネットワークに接続するために、これら2枚の SIM カードをソフトウェアで切り替えることで、ホワイトスペース対応システムか、既存の LTE ネットワークかをスムーズに選択して利用することを可能。

NICT では、開発したスマートフォンを既に開発しているホワイトスペース対応システムに接続し、移動利用における通信性能の評価や、限定された地域における情報提供システムなどの実証実験を行う予定。また、スマートフォンのホワイトスペース通信用の UHF 帯アンテナの更なる小型化など、実用化に向けた研究開発を引き続き進めていくとしています。

LTE 技術を活用したホワイトスペース対応のスマートフォンを開発 – NICT
http://www.nict.go.jp/press/2014/03/17-1.html




Posted by GPad   @   2014年3月17日 月曜日 1 comments
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1 Comments

Comments
3月 18, 2014
04:41
#1 Flanker :

どう見てもELUGA Pです。本当にありがとうございました

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