Asus、スマートフォンとタブレットが合体できる上、ノートパソコンにもなる Android 4.0 端末「PadFone」 2012年4月以降発売

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ASUS PadFone

Asus、スマートフォンとタブレットが合体する特殊形状端末、Android 4.0 クアッドコアプロセッサ Tegra 3 搭載。モック品で2011年10月に発表された製品ですが、スペイン・バルセロナで開催された世界モバイル展示会 MWC2012 へ完成品に近い動く実機が再発表されました。2012年4月以降発売予定。

■ スペック PadFone (スマートフォン)

OS: Android 4.0 Ice Cream Sandwich
CPU: Qualcomm Snapdragon S4 MSM8260A Dual-core 1.5GHz
GPU: Adreno 225
RAM: 1GB LPDDR2
ROM: 16GB or 32GB or 64GB
サイズ: 128×65.4×9.2mm
重量: 129g
ディスプレイ: 4.3インチ IPS液晶マルチタッチ静電容量式
解像度: 960×540 qHD
カメラ: 8MP（背面 CMOS F2.2）LEDフラッシュ付 0.3MP（前面 CMOS）
ネットワーク: W-CDMA(900/2100MHz) GSM(850/900/1800/1900MHz)
パケット通信: HSPA+, EDGE, GPRS
通信: WiFi 802.11 b/g/n Bluetooth 4.0
センサー: A-GSP, Gセンサー, ジャイロセンサー, デジタルコンパス, 光センサー, 近接センサー
外部端子: microSD(Max 32GB), microHDMI, 3.5mmオーディオジャック
バッテリー: Li-Ion 1520mAh (通話510分/待機440時間)

■ スペック PadFone Station (タブレット)

サイズ: 237×176.9×13.65mm
重量: 724g
ディスプレイ: 10.1インチ TFT液晶マルチタッチ静電容量式
解像度: 1280×800 WXGA
カメラ: 背面部はスマートフォンを利用、1.3MP(前面)
外部端子: microUSB, microHDMI, 3.5mmオーディオジャック
バッテリー: Li-Ion 6600mAh

※ キーボードドックはオプション
※ 2013年3月14日より OS Android 4.1.1 提供開始。

2011年10月19日、Asus CEO Johnny Shih氏が香港で開催したカンファレンスで発表した「PadFone」が、2012年2月27日より開催されているスペイン・バルセロナの世界モバイル展示会 MWC2012 にて再発表。当初2012年Q1（1～3月）発売予定としていましたが、2012年4月以降発売とのアナウンスがされています。

2011年に発表された当時は、動かないモック品で外観デザインやスマートフォンが格納できるくらいの内容しか確認できませんでした。今回 MWC2012 にて発表、展示された実機は発売出来る状態に近い仕上がりで、Android 4.0 デュアルコアプロセッサ Qualcomm Snapdragon S4 を搭載し軽快に作動しています。

特徴はなんといっても、スマートフォンがタブレットに格納できる点で、環境に合わせてスマートフォン、タブレットと使い分けることが可能です。また、オプションとしてキーボードドックが用意されており、タブレットとドッキングすることでノートパソコンのように使用することも出来ます。

また新しい機能として、「PadFone」専用スタイラス（タッチペン）を用意。通常のスタイラス同様に絵を描いたり、ペンでの操作が出来る他、ペンにはマイクとスピーカーが内蔵。タブレットにスマートフォンを格納した状態のまま会話が可能となっている。

■ 追加情報 2013年3月15日
2012年4月より発売されたスマートフォンがタブレットが合体するシリーズの初代「PadFone」に対し、Android 4.1.1 Jelly Bean への OS バージョンアップを含むアップデートを2013年3月14日より開始していることを発表。（詳細）

PadFone – ASUS
http://www.asus.com/Mobile/PadFone/