米アマゾン、同社タブレットなどで採用している Android ベース OS 「FireOS 5」の端末暗号化オプションを復活へ

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Amazon is bringing back encryption

米国アマゾン (Amazon)、同社タブレットなどで採用されている Android ベース OS 「FireOS 5」にて、2016年2月頃から端末暗号化オプションを削除していましたが、ユーザーの反発により2016年春に復活させることを発表。

アマゾンが販売するタブレット「Fire」や、「Fire Phone」などに搭載している Android ベースの OS 「FireOS」は、2016年上旬より提供が開始された「FireOS 5」のアップデートにより説明のないまま、端末暗号化オプションが削除されました。

奇しくも、米国ではアップルのスマートフォン「iPhone」などに対し、暗号化やセキュリティロックを、政府 (FBI) 要請により解除するように求められているの対し、個人のプライバシーを理由に公開を拒否をしている状況です。アマゾンではアップルと逆の対応となる、端末暗号化オプションを理由もなく削除したことで話題になっています。

何の説明もなく端末暗号化オプションが削除されたことで、「FireOS 5」を搭載しているタブレットユーザーなどは、アマゾンのサポートフォーラムに抗議を開始。また、複数の有名ブログや SNS にも同社を批難するものが多く公開されました。

これらの反発が原因なのかは不明ですが、アマゾンでは2016年春までに端末暗号化オプションを復活させることを発表。アマゾンやアップルの件を受けて、今後は端末暗号化などプライバシー・セキュリティに関して、メーカーによる政府とユーザーへの対応が世界的な問題となりそうです。

Fire OS disables encryption (update) – Android Authority
http://www.androidauthority.com/




Posted by GPad   @   2016年3月7日 月曜日 1 comments
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1 Comments

Comments
3月 7, 2016
21:59
#1 匿名 :

端末が暗号化してもバックドアは残ってそうね
AWSも危ないかな

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