ボーイング、メガネ型ウェアブル端末「Google Glass」を使用し航空機の生産性を向上、部品の接続指示やトレーニングに導入

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Google Glass could help Boeing technicians

米国、大手航空宇宙会社ボーイング(BOEING)社、民間航空機「747」などの組立や工程、部品の確認、トレーニングにグーグルのメガネ型ウェアブル端末「Google Glass」を使用した APX Labs の「Skylight」システムを導入し、生産性の向上に成功。

世界最大の航空宇宙会社で、米国唯一の大型旅客機メーカー、ボーイング社。グーグルのメガネ型ウェアブル端末「Google Glass (グーグル・グラス)」を航空機の製造現場に導入することで生産性を向上。導入した「Google Glass」には APX Labs の「Skylight」よばれるシステムが採用されています。

航空機(ジャンボジェット機)の製造には、「wire harnesses (ワイヤーハーネス)」と呼ばれる電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にして集合部品が何十メートルから何百メートルも続いており、1機の航空機には数キロメートルのケーブルが使用されています。これらの接続や部品の確認などに「Google Glass」を採用することで、技術者の視点変更をおこなうことなく、作業効率が向上。

「Google Glass (グーグル・グラス)」は2013年6月27日に開催された「Google I/O 2013」にて正式発表された Android OS 搭載のメガネ型ウェアブル端末です。天気や通話、地図を、装着した端末の視野内画面上に表示させたりと色々な情報を、8フィート(約2.4メートル)離れた位置から見える25インチ相当の画面に表示可能。2014年5月より、米国にて一般販売開始。(その一ヶ月後には英国でも発売、日本では未発売)。ボーイングでは2014年より「Google Glass」の導入が行われています。

ボーイングで使用している「Google Glass」には、APX Labs の「Skylight」システムが組み込まれています。「Skylight」は製造現場(複雑な工程が必要なもの)、メンテナンス、フィールドサービスに特化したウェアブル端末またはヘッドマウントディスプレイ用のアプリケーションです。「Goole Glass」以外にも「EPSON MOVERIO」や「Recon Jet」など色々な製品に対応。音声コマンドに対応するウェアブル端末であれば、手を使うことなく、ハンズフリーでの操作が可能です。

Google Glass takes flight at Boeing – CIO
http://www.cio.com/article/3095132/

You Can See the Difference – Boeing
http://www.boeing.com/features/

グーグル、メガネ型端末「Google Glass」発売 – GPad
https://gpad.tv/tv/google-glass/




Posted by GPad   @   2016年7月24日 日曜日 0 comments
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