ソニー、スマートフォンやデジタルカメラ向け曲面型 CMOS センサー開発、最大で感度2倍や暗電流の低減を実現

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Sony Curved surface CMOS Image sensor

ソニー、スマートフォンやデジタルカメラ向けとした世界初とする曲面型 CMOS イメージセンサーを開発。曲面型にすることでセンサー感度を2倍に高めたとしています。センサーを湾曲させることで、補正レンズが必要なくなりノイズの原因となる暗電流が5分の1に。

■ 湾曲(曲面)センサーイメージ

ソニーが特許出願中のもので、東芝でも似たような技術を開発中のようです。2014年6月にハワイで開催される VLSI テクノロジーシンポジウムで「Curved CMOS Image System」とされる湾曲した CMOS (BSI) センサーが発表されるとしています。

技術的な用語で内容がちょっと訳せてないのですが、CMOS センサーのレンズを曲面にすることで、感度を2倍を実現。また、補正のためのレンズが必要なくなるため、省スペース化と、ノイズの原因となる暗電流が5分の1になるとしています。

■ 追加情報 2014年7月28日
詳細スペックが cnBeta.com により公開。(詳細

More on Sony Curved Sensor Paper – Image Sensors World
http://image-sensors-world.blogspot.jp/




Posted by GPad   @   2014年4月26日 土曜日 6 comments
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6 Comments

Comments
4月 26, 2014
23:59
#1 G Pad :

産経の紙面でも4月24日に「ソニー、曲面型で感度2倍 CMOS センサー開発」として
取り上げら得ていたようですが情報は限られたものとなっていたようです。

4月 27, 2014
00:59
#2 zony :

なんかすご!製品化されるまでにどれくらいかかるんだろうか。

4月 27, 2014
00:59
#3 匿名 :

Xperia Z3ぐらいでオナシャス!

4月 27, 2014
09:43
#4 Flanker :

OmniVisionやらSAMSUNGやら、他にも競合はいますからね…いくらSonyがシェアを持ってるからといって胡坐をかくわけにもいかないのでやはり差別化ですね

4月 30, 2014
04:29
#5 匿名 :

もうこれ眼球じゃないか

4月 30, 2014
16:27
#6 Xperia :

前面レンズが平面なら感度(単位面積当たりの光量)が最大でも
センサーの中心から円錐状に垂直から70°前後ですが
前面レンズが球面ならセンサーの中心から円錐状に90°以上に
光を取り込めますしセンサーサイズも大きくでき解像度を向上させることも可能です
ということを特許申請しているようです。
人間の目が高感度(明暗の差が非常に大きい)な理由と同じ要因ですね
今後はバイオメカニクスが市場に大きな影響を与えていくんでしょうね。

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