Chrome 155 for Android

Chrome 155 for Android
画像:gpad.tv

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グーグルは2026年9月30日、Android 版 Chrome の新バージョン「Chrome 155」(155.0.8059.30)を早期安定版(Early Stable)として一部のユーザーに配信開始しました。今後数日かけて Google Play で順次提供されます。今回のリリースノートでは、安定性とパフォーマンスの改善が含まれると案内されています。Chrome 155 は9月16日にベータ版が公開されており、開発者向けブログではウェブ技術の新機能が多数紹介されていました。

■ Chrome 155 の主な変更点(ベータ版公開時の発表より)

  • JPEG XL 画像(image/jxl)のデコードに対応。Rust で書かれたメモリ安全なデコーダー「jxl-rs」を使用
  • Web Cryptography API に NIST が標準化した耐量子暗号アルゴリズム(ML-KEM、ML-DSA)や ChaCha20-Poly1305、X-Wing を追加
  • Digital Credentials API がデジタル証明書の発行(ウォレットアプリへの登録)に対応。Android では Credential Manager を利用
  • 非表示の iframe 内でのメディア再生を止められる権限ポリシーを追加
  • 読み込みに失敗した JavaScript モジュールを再試行できるように変更
  • CSS の margin-trim、text-decoration-skip-spaces、symbols() 関数などに対応

早期安定版は、正式な安定版の配信に先立ってごく一部のユーザーにだけ提供されるもので、問題がないことを確認しながら対象が広がっていきます。Google Play で Chrome のアップデートがまだ表示されない場合は、数日待つと配信される見込みです。インストール済みのバージョンは、Chrome の右上のメニューから[設定]→[Chrome について]で確認できます。

JPEG XL は、従来の JPEG より高い圧縮効率や HDR・広色域の表示、段階的な読み込みに対応した画像フォーマットです。また、Digital Credentials API の発行機能に対応したことで、大学や行政機関、銀行などのウェブサイトから、スマートフォンのウォレットアプリへ証明書を直接登録する仕組みを作れるようになります。

■ 所感

ユーザーから見える変化は小さいバージョンですが、JPEG XL の表示対応は一度見送られた経緯もあり、ウェブの画像まわりでは大きな話題です。ウェブ機能の多くは開発者向けで、実際に効果を感じられるのは各サイトが対応してからになります。なお、ベータ時点で紹介された機能のすべてが早期安定版で有効になっているとは限らない点には注意が必要です。

■ ソース

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