Samsung Security Maintenance Release (SMR) October 2026

Galaxy 向け2026年10月のセキュリティアップデート
画像:gpad.tv

スポンサーリンク

サムスンは、Galaxy シリーズ向けの月例セキュリティアップデート「Security Maintenance Release(SMR)」の2026年10月分について、修正内容を公式のセキュリティ情報ページで公開しました。グーグルの2026年10月の Android セキュリティ情報に含まれる修正に加え、Samsung Semiconductor のパッチと、サムスン独自の脆弱性「SVE(Samsung Vulnerabilities and Exposures)」27項目への対応が含まれています。主要なフラッグシップモデルから順次配信されます。

■ 修正内容のポイント

  • Google のパッチ: Critical 9件、High 33件、Moderate 3件(Android セキュリティ情報由来)
  • 既に過去のアップデートで適用済み: 3件
  • Samsung Semiconductor のパッチ: High 4件
  • サムスン独自の SVE: 27項目(一部は過去のリリースで適用済みの場合あり)
  • SVE の主な対象バージョン: Android 14 / 15 / 16 / 17

SVE には、動画ファイルの解析ライブラリ「libsmkvextractor.so」や音声合成ライブラリ「libsamsungtts.so」の境界外書き込み、HEIF 画像のデコーダー、WSM サービスの解放済みメモリ使用(Use after free)など、端末内の攻撃者が任意のコードを実行できるおそれのある問題が含まれています。このほか、DownloadProvider のアクセス制御の不備により、ローカルの攻撃者がスコープ付きストレージ内のファイルにアクセスできる問題なども修正されています。

■ 適用を確認するには

サムスンによると、「設定」の端末情報にある「セキュリティソフトウェアのバージョン」に表示される Samsung security index(SSI)が「SMR Oct-2026 Release 1」であれば、今回のサムスンとグーグルのパッチがすべて含まれています。Galaxy では「設定」→「ソフトウェア更新」から手動で更新を確認できます。国内のキャリアモデルは、各キャリアが案内するアップデートで配信されます。

■ 所感

9月末から Android 17 ベースの One UI 9 の配信が進んでいますが、セキュリティパッチは Android 14 以降の幅広いバージョンが対象です。メディア関連ライブラリの修正が多く、細工されたファイルを開くことによる被害を防ぐためにも、更新が届いたら早めに適用しておきたいところです。国内モデルへの配信時期はキャリアやモデルによって異なると思われます。

■ ソース

スポンサーリンク