ソニー、2015年よりテレビ BRAVIA に対してグーグルのプラットフォーム「Android TV」を全面採用（更新）

Sony adopt Android TV entirely on 2015.

ソニー、同社テレビ製品「BRAVIA (ブラビア)」シリーズに対し、グーグルが2014年6月25日に発表したテレビ向け「Android “L”」OS をベースとしたプラットフォーム「Android TV」を2015年より全面採用。（情報更新）

■ Android TV とは
テレビやセットトップボックス向けとなるプラットフォーム (OS) です。Android の機能をテレビなどでフルに楽しむことが可能。Android TV が組み込まれたハードはスマートフォンやタブレット、スマートウォッチなどで操作が可能。Google では過去に同様のテレビ向けプラットフォーム「Google TV」を投入していますが、違いとしてゲームのプラットフォームでもありマルチプレイにも対応。その他 Chromecast の機能も全て組み込まれます。

2014年6月30日、AV Watch などが報じたもので、2014年7月1日より発足するソニー子会社「ソニービジュアルプロダクツ」の新社長今村昌志氏が取材に対し、グーグルの「Android “L”」 OS をベースとしたテレビ向けプラットフォーム「Android TV」を2015年よりテレビ BRAVIA シリーズに全面採用すると明言したとしています。

2014年6月25日に開催したグーグルのイベント「Google I/O 2014」にて、ソニーがパートナーとして製品をリリースするのが判明していましたが、メーカーの公式見解がなかったため動向が注目されていました。今村氏の明言により、初めてソニーは「Android TV」事業に関して本気で取り組むという方針が確認できた形となります。

■ 追加情報 2014年11月26日
ソニー、11月25日に開催した投資家や報道機関向けの説明会 Sony IR Day にて、テレビ事業に関して再度 Android を積極的に採用していくとの正式発表を行いました。2015年モデルの殆どの主力テレビが Android OS を搭載する予定です。Android OS 搭載により、設計コストを下げるとともに、スマートフォンやタブレットとの連動を強化。