グーグル、Android ウェアブル端末向けプラットフォーム「Android Wear」発表、スマートウォッチなどの開発が可能に

Google Android Wear

グーグル、スマートウォッチなどのウェアブル端末向けとしたプラットフォーム「Android Wear (アンドロイドウェア)」発表。Android OS を拡張したもので、近日中に LG やモトローラなどから Android Wear を採用したスマートウォッチが登場予定。

グーグルは2014年3月19日に、Android ウェアブル端末向けとする新しいプラットフォーム「Android Wear」を正式発表。一部ではウェアブル端末向け OS とも表現されていますが、スマートウォッチなど Android を利用したウェアブル端末向け規格となります。

Android を搭載したスマートウォッチなどは既に複数のメーカーから発売されていますが、アプリ開発者はハードごとに端末に合わせた対応が必要でしたが、「Android Wear」を採用したウェアブル端末では共通の規格や API が提供されるとしています。

現時点で、「Android Wear」を採用した LG 製のスマートウォッチ「G Watch」が2014年4月から6月中に登場予定、モトローラは8月頃に「Moto 360」を発売予定。どちらも「Google I/O 2014」にて登場すると見られています。その他のメーカー Asus、HTC、サムスン (Samsung) なども端末を発表予定。

グーグルは発表に合わせて「Android Wear」の開発プレピュー版となる SDK (開発キット) を公開。SDK には Android アプリの通知が Android Wear デバイス上でどのように表示されるかを再現するエミュレータが搭載されています。

■ 追加情報 2014年6月20日
Google I/O 2014 準備として、Android Wear の新しい紹介動画が公開。