JDI WhiteMagic 5inch Full-HD 466ppi TFT Panel

ジャパンディスプレイ (JDI) は、WhiteMagic の5.0型フルハイビジョンフォーマット (縦 1920 x 横 1080) Full-HD TFT 液晶モジュールの量産出荷を開始を発表。WhiteMagic は、W (白) 画素を加えることで画面全体の明るさと低消費電力化を実現。

■ 仕様

• 画面サイズ: 対角 12.6cm (5.0型)
• 画素数: 1920 (縦) × 1080 (横) (Full-HD)
• 精細度: 446ppi
• 液晶モード: 透過型
• 外形寸法: 63.24mm (W) × 117.18mm (H)
• 画面輝度: 840cd/m2
• 色再現域 (NTSC 比): 70%
• コントラスト比: 1000:1

WhiteMagic では、従来の液晶パネルの主流である RGB (赤緑青)にW画素を加えることで画面全体の明るさを向上させています。同時に、入力された表示画像データを独自のアルゴリズムで解析し、適切な信号処理を行い液晶パネルとバックライトを駆動することで、画像の劣化なくバックライト消費電力を削減します。これにより、従来と同様の明るさで液晶バックライトの消費電力を削減するモードや、従来の RGB と同等のバックライト消費電力で輝度を約1.5倍*に上げ屋外での視認性を向上するモードを用い、ユーザーの用途に適した使用方法をさらに広げてゆくことができます。

ジャパンディスプレイでは2013年6月稼働を開始した第6世代の新ラインを始め、各ラインで WhiteMagic の生産体制を整えています。これまでVGA（640（横）x480（縦）画素)、qHD(540（横）x960（縦）画素)、HD720(720（横）x1280（縦）画素)などのディスプレイに WhiteMagic を採用してきましたが、高精細にもラインアップを拡充し、スマートフォン等、幅広い用途に対応するとしています。

WhiteMagic 5.0型 Full-HD 量産開始 – JDI
http://www.j-display.com/news/2013/20131011.html