Google Android One Project reboot in India
グーグル、新興市場向けとなる低価格で簡単に Android スマートフォンを開発できるための OEM ハードウェアリファレンスプラットフォームのセット「Android One」をインドにて再起動するとの報道。プロジェクトスタート時の半額となる50ドルスマートフォンを想定。
■ Android One とは
2014年6月25日に開催された「Google I/O 2014」にて発表されたもので、新興市場をターゲットとした OEM ハードウェアリファレンスプラットフォームのセットです。高品質な Android 端末を低価格で製造可能にします。グーグルブランドのネクサスシリーズ同様にソフトウェアの更新は自動で提供されます。
■ Android One スタート時
Android One にはインドメーカー Karbonn、Micromax、Spice の3社がグーグルの支援を受けて参入。2014年後半に Micromax より最初に Android One プラットフォームで製造されたスマートフォンがインドで登場。4.5インチディスプレイ、デュアル SIM や FM ラジオ対応で製造コストは100ドル(約1万円)以下としていました。
■ インドにてプロジェクト再起動
Financial Times が報じたもので、グーグル Rajan Anandan 氏からのインタビューにて、当初100ドルを想定した Android One スマートフォン製造コストを2000から3000ルピー(米ドル換算 31から47ドル、約38,00円から5,700円)を目標にするとしています。
インドや中国などでは、Android One プラットフォーム以上に安い端末が登場しており、製造コストが100ドルでも最安にはならない状況です。今後 Android One プロジェクトが再起動し、50ドル以下での製造が可能となれば、新興市場での Android 端末普及が加速するものと見られています。
Google set to reboot Android One smartphone project in India – FT
http://www.ft.com/intl/cms/s/0%2F6009c540-3ce0-11e5-8613-07d16aad2152.html
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