Fusion Transfer Rakuten Mobile Business

楽天グループの通信サービス会社であるフュージョン・コミュニケーションズは同社が展開しているモバイル通信事業「楽天モバイル」を楽天へ譲渡することで合意したと発表。譲渡日は2015年12月1日とし、楽天がサービスを引継ぎます。

楽天グループの通信会社として設立されたフュージョン・コミュニケーションズは、2014年10月29日より、MVNO 格安通話サービス「楽天モバイル」の提供を開始しました。SIM ロックフリースマートフォンのや安価な SIM カード（通信プラン）が各社から登場し、着実にユーザーを増やしています。

2015年11月5日にフュージョン・コミュニケーションズは「楽天モバイル」事業を、親会社となる楽天に譲渡すると発表。本事業の譲渡日は2015年12月1日とし、本事業のユーザーに対して、新たな運営者である楽天が引き続きサービスの提供を行う予定としています。「楽天モバイル」のユーザーは、新たに手続きをすることなく、これまで通りサービスを利用できます。

楽天とフュージョン・コミュニケーションズは、本事業において、様々な分野で連携していましたが、このたびの事業譲渡により、サービスの提供主体と通信回線調達の役割を明確にすることで、より柔軟な事業展開を目指すとしています。尚、フュージョン・コミュニケーションズは、事業譲渡日と同日となる12月1日付で社名を「楽天コミュニケーションズ」に変更し、本社を楽天と同じ東京・世田谷に移転すると合わせて発表。

楽天とフュージョン、楽天モバイル事業の事業譲渡で合意 – 楽天
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/1105_03.html