Games for Android Auto and Android Automotive OS

Android Auto / Android Automotive OS 向けゲーム
画像:Google

スポンサーリンク

Google は9月21日、Android Auto と Android を搭載した車両(Android Automotive OS)向けの「ゲーム」カテゴリーをベータから正式提供に移行したと Android Developers Blog で発表しました。これにより開発者は、車載ディスプレイ向けのゲームを Google Play のオープンテストおよび製品版トラックで公開できるようになります。ゲームは駐車中のみ遊べる仕組みで、走行中や運転操作の制限が有効な間はプレイがブロックされます。

サンプルゲーム TrivialKart の車載ディスプレイ表示
画像:Google

対応させるには、Google Play Console で Android Auto と Android Automotive OS のフォームファクターにオプトインしたうえで、車載アプリの品質ガイドラインに沿った審査を通す必要があります。マニフェストには、アプリカテゴリーを「game」に指定する属性と、車載ランチャーから起動するためのインテントフィルターを追加し、Android Automotive OS 向けには automotive のハードウェア機能を宣言します。ゲームパッド対応をうたう場合は gamepad の機能宣言も追加できます。動作確認には Android Auto 用の Desktop Head Unit と Android Automotive OS のエミュレーターが利用できます。

■ 主な要件

  • 走行開始時に音声を停止し、走行中は再開できないようにすること
  • アクティビティに運転中の利用を示す distractionOptimized のメタデータを付けないこと
  • 縦横を含む複数の画面サイズとアスペクト比に対応すること
  • 再起動時にアプリの状態を復元し、フリーズせず応答性を保つこと
  • Google Play Console で Android Auto / Android Automotive OS にオプトインし、審査を受けること

■ ポイント

Google は Unity 向けのサンプルアプリ「TrivialKart」を公開して実装例を示しており、早期アクセスに参加していたパートナーのゲームはすでにコレクションとして配信されています。日本国内でも Android Auto 対応車や Android Automotive OS 搭載車は増えており、充電待ちや休憩中のちょっとした時間に車のディスプレイでゲームを遊ぶ、という使い方が広がりそうです。

■ 所感

車載ディスプレイは大画面化が進んでおり、駐車中に限定した娯楽コンテンツは EV の充電待ち時間と相性がよい分野です。安全面の要件が厳格に定められているのは当然として、スマートフォンのゲームを比較的少ない手直しで持ち込める点は、Android アプリ開発者にとって新しい配信先が増えることを意味します。

■ ソース

スポンサーリンク