Mobile speed regulatory status
国内スマートフォン普及によりデータ通信量が増加中。回線パンクを防ぐためにドコモ、au、ソフトバンク、イー・モバイル各社は一定の通信量を超えた場合に速度規制を行う事にしました。各社の速度規制に関してまとめたものを「無線にゃん」様よりご提供。
NTTドコモ / KDDI au / ソフトバンクモバイル / イー・モバイル 4社の規制状況
※2011年8月23日時点
ドコモ | KDDI | ソフトバンク | イーモバイル | |
制限条件 | 当日まで過去三日間で300万パケットを超えた場合 | 前日まで過去三日間で300万パケットを超えた場合 | 先々月の1ヶ月で1000万パケットを超えた場合、および特定のファイル・アプリ・サイト | 前日21時~当日21時までで300万パケットを超えた場合 |
制限内容 | 混雑エリアのみ優先度低下 | 混雑エリアのみ優先度低下 | 混雑時間に速度制限、およびファイル内容の間引き | 当日21時~翌日2時まで速度制限 |
制限から解除までの時間 | 1日~3日 | 1日~3日 | 1ヶ月~2ヶ月 | 1日 |
規制対象パケット使用量確認方法 | あり | あり | なし | なし |
制限条件の1日当たり通信量換算 | 122MB | 122MB | 41MB | 366MB |
その他 | テザリングは対象外? | EVOだけは月間5GB突破で当月内規制 WiMAXは累計・規制の対象外 |
対象ファイル=MPEG、AVI、MOV、BMP、JPEG、GIF 対象アプリ=VoIP系 対象サイト=動画、高画質画像、長時間接続 |
「無線にゃん」様より転載、ご提供。
補足1. 300万パケット = 約370MB
また、「無線にゃん」様の情報として、表とは別に内部的な制限事項として、ドコモとKDDIは無線ネットワーク機能として QoS に近い制限をユーザーごとに行うことで、その基地局エリアが空いていれば速度制限対象ユーザーでも速度が落ちることがないようです。
対して、ソフトバンクとイー・モバイルはもっと上位で対象ユーザー宛とし、通信量を絞り、全体として混雑してくると局地的に空いているエリアであったとしても速度制限がかかるとの事。各社により対応の差がでているというか通信技術の差とでもいうのでしょうか・・・
補足2. QoS = Quality of Service
ネットワーク上で、ある特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術。
スマートフォンの普及はまだまだ増加過程で通信量は増える一方です。ソフトバンクの某孫さんがいうには一部のヘビーユーザーによる通信容量占有が大きな問題になっているとの事ですが、個人的にはそのような状況も含めて通常の利用者が快適に使用できるよう整備して欲しいと願うばかりです。
補足3. パケットの確認方法
NTTドコモ
PC、スマートフォンで見れるドコモユーザーサービス「MY DOCOMO」より確認可能
アプリ「My docomo checker」での確認も可能
KDDI au
PC、スマートフォンで見れる「auお客様サポート」より確認可能
スマートフォン向け速度規制状況まとめ – 無線にゃん
http://wnyan.jp/2264
ソフトバンクパネェw
月1.2GBでヘビーユーザーって…
インフラ整備しようがなにしようが技術的進歩がなければ何もならない。各社とも研究して世界標準になるような通信技術を産み出して欲しい。
ULTRA SPEED はお勧めしない方がいいかもしれませんね
私はWimax推しです
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13:06
これでアメリカ並みに最初の2GBまで30ドル、それ以上は1GBにつき10ドルって程度の料金になるなら、どんと来い従量制ですが、たぶん国内キャリアだとずっと高くなるんでしょうねぇ。