ARM、Android 端末向けに最適化された GPU 「Mali-T720」や最大16までグラフィックスコアを搭載できる「Mali-T760」を発表

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ARM Mobile Graphics Processing Mali-T720, Mali-T760

英国半導体メーカー ARM はモバイル端末向けとなる Mali シリーズのグラフィックプロセッサ (GPU) を2種類発表。ミッドレンジ Android 端末向け「Mali-T720」と高性能ハイスペックモデル「Mali-T760」。

■ Mali-T720

■ Mali-T760

■ ARM GPU ロードマップ

「Mali-T720」はミッドレンジモバイル端末向けとなっており、ARM の説明では Android のために作られたとするコストパフォーマンス重視の GPU になっています。「Mali-450」の後継機となるモデルで、既存のミッドレンジモデルに多く搭載されている「Mali-400」に比べ約50%のパフォーマンス向上と、150%の電力効率を実現。

「Mali-T760」は Mali シリーズの最上位モデルとなるハイスペック端末向け GPU で、「Mali-T600」の後継機です。グラフィックスコアを最大16基まで搭載可能。256KB から 2048KB の L2 キャッシュを内蔵。「Mali-T604」に比べ約40%のパフォーマンス向上と、最大400%の電力効率。

共通項目として、「Mali-T720」「Mali-T760」どちらも、API DirectX 11、OpenCL 1.1、OpenGL ES 1.1~3.0 に対応。4xFSAA / 8xFSAA / 16xMSAA などのアンチエイリアシングをサポートするとしています。TSM 28nm HPM プロセスに最適化、「Mali-T760」のみ TSMC 14nm FF プロセスにも最適化されているとしています。

Announces Complete Suite of Graphics Processing Technology – ARM
http://www.arm.com/ja/about/newsroom/




Posted by GPad   @   2013年10月31日 木曜日 0 comments
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