ASUS、Android ベースのホームロボット「Zenbo」準備中、FCC 資料により内部構造や仕様が判明、価格599ドル（約66,000円）で発売予定

ASUS Zenbo

ASUS、同社初となる Android ベースホームロボット「Zenbo」準備中。製品は Computex 2016 で発表されていますが、その後音沙汰がなく発売も不明でした。通信機器の規制策定、許認可を行う機関 FCC に製品情報が登場、内部仕様などが判明。

■ スペック

FCC ID: MSQ-ZENBO
OS: Android ベース
CPU: Intel Atom x5-Z8550 Quad-core 2.24GHz
GPU: Intel HD Graphics
RAM: 4GB
ROM: 32GB
ディスプレイ: 10.1インチマルチタッチ静電容量式
解像度: 1280×800 WXGA
カメラ: 1300万画素カメラ + 3D カメラ
通信: WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.0
外部端子: USB (Type-A) 3.0
バッテリー: 95Wh
その他: マイク・スピーカー搭載

※ 95Wh と 125Wh の両方が表記されています。

ASUS (エイスース)、同社初となる Android ベースのホームロボット「Zenbo」。製品自体は2016年5月30日に開催された Comptex 2016 プレスカンファレンスで発表されています。登場から1年以上経過し発売される気配のなかった「Zenbo」ですが、通信機器の規制策定、許認可を行う米国機関 FCC に製品情報が登場。

「Zenbo」の特徴はロボットの表情などを表示する顔となる部分が10.1インチのマルチタッチディスプレイになっており、ロボットの顔以外に各種情報や操作が可能。胴体は球体状で、大きな2つの車輪と補助車輪2つ、合計4つの車輪が付いた自走式ロボットとなっています。10.1インチのディスプレイ上部には1300万画素カメラや 3D カメラなども搭載。

マイクとスピーカーを搭載しており、音声で会話や操作が可能。Wi-Fi などを利用したネット接続を行えば、情報検索から外出先での遠隔操作にも対応します。機能面では、家電操作、ホームセキュリティ、リマインド機能、アプリを利用したゲームや子供向け教育などが可能。米国市場にて599ドル（約66,000円）で発売されるとしていますが、発売日などは現時点では確定していません。

Zenbo – ASUS
https://zenbo.asus.com/

FCC ID MSQ-ZENBO – FCC
https://apps.fcc.gov/