グーグル、Android OS アップデートを効率化(高速化)する「Project Treble」発表、Android O 以降のバージョンで実装へ

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Google Android OS Project Treble

グーグル、Android OS アップデートを効率化(高速化)する新しい仕組み(アーキテクチャ)「Project Treble」発表。ベンダーと端末メーカーが担当する Android システムを切り離すこととで実現。Android O 以降のバージョンから実装。

■ これまでの Android OS アップデートの流れ

  1. グーグル Android OS 新バージョンリリース
  2. シリコンマニュファクチャーパートナーカスタマイズ
  3. ボードサポートパッケージ
  4. デバイス(端末メーカー)
  5. 通信キャリアなどでのカスタマイズ
  6. エンドユーザー(端末利用者)

これまで、Android OS のアップデートにはベンダー(チップセットを担当する Qualcomm、MediaTek、Intel など) と、端末メーカー(ソニーモバイル、サムスン、HTC など)では、ベンダーの対応を経てからメーカーがそれに合わせてアップデートの準備をする必要がありました。

今回発表された「Project Treble」は、ベンダー実装部を Android OS のコアから切り離すことで、メーカーがベンダーの対応を気にすることなく、Android のアップデートを行えるといったものです。

Before Treble = 「Project Treble」提供前は Android OS フレームワークとベンダー実装部が競合(干渉)していたため、ベンダー実装後にメーカーがそれに合わせてアップデートを提供する必要がありました。

With Trable = 「Project Treble」が実装されるとメーカーとベンダー実装部(インターフェイス)が切り離されたことで、メーカーとベンダーがそれぞれグーグルが提供した最新の Android OS アップデートを効率的に提供することが可能となります。

尚、「Project Treble」は2017年5月時点で提供されている最新バージョン Android 7.0 Nougat の次期バージョンとなる、Android O 以降から実装されるとしています。そのため、実際に「Project Treble」の恩恵を感じるようになるのは、まだ先となりそうです。

Here comes Treble – Android Developers Blog
https://android-developers.googleblog.com/




Posted by GPad   @   2017年5月15日 月曜日 4 comments
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4 Comments

Comments
5月 15, 2017
18:37
#1 匿名 :

AndroidのOSアップデートなんてめったに来ないからどうでもいい。Windowsはいい加減改良してほしい。

5月 15, 2017
18:44
#2 匿名 :

キャリア販売のスマートフォンだとめったにこないけど、SIMフリーやMVNOから発売されているNexus端末はサポート期間中はしょっちゅうOSアップデートくるよ。

5月 15, 2017
20:50
#3 匿名 :

SIMフリーやNexus端末にしょっちゅうOSのアップデートなんて来ないでしょ?
Nexus端末には毎月セキュリティアップデートは来るでしょうけど。

5月 20, 2017
13:39
#4 匿名 :

Windowsのしょっちゅう来るやつは、OSアップデートでは無いのでは?

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