開発者カンファレンス Google I/O 2011 まとめ

Filed in Develop - 開発 , Topic - トピック 3 comments

Google I/O 2011 – Developer Conference

Google I/O 2011

アメリカ・カルフォルニアで行われたGoogleの開発者向けカンファレンス
Android を含めた Google に関する最新の開発向けの情報が公開
現地時間、2011年5月10日と11日の二日間開催された。

■開催日
2011年5月10と11日の2日間

現地時間
・5月10日 PM2:30 ～ PM3:30
・5月11日 PM3:00 ～ PM4:00

日本時間
・5月11日午前1時～2時
・5月12日午前1時30分～2時30分

過去のGoogle I/O デベロッパーカンファレンスでは Android端末が参加者にくばられたりと大盤振る舞い！ (><
尚、参加受付は2011年2月8日に行われたのですが、受付スタート直後に売り切れました・・・

カンファレンスでは、Android に関しての最新技術が披露される予定で
内容は全てライブ中継が行われ、ツイッター等でもリアルタイムに情報が公開されます。
とにかく何が発表されるのかを楽しみに待つとします！

■ Google I/O 2011 カンファレンス1日目まとめ 5/10

参加人数5000人

■ 報告
1億のAndroidアクティベーション達成
45億のアプリケーションがインストールされたとの報告。

■ 次期Androidバージョン「Ice Cream Sandwich」発表
正式ロゴ発表
端末に関係なく同じOSが作動するようになる
映像や写真、カメラでの作動を披露
ビデオチャットでの顔認識機能、ズーム機能を披露
Ice Cream Sandwich のリリースは2011年10～12月予定

■ 既存サービスについて
Honeycomb 3.1 を発表
自由度の高いリサイズ可能なwidgetを作れるようになった
USBホストサポート、Xbox360のコントローラーでゲームデモ披露
Google TVを夏に3.1にバージョンアップ予定
Google TVがAndroid Marketに対応

■ 新サービスについて
Google 音楽サービス開始「Music Beta by Google」（アメリカ在住限定）
3Dタブレット用のMusicアプリ披露
Androidの音楽アプリもアップデート

■ 開発に関して
Android互換ハードウェアが開発が可能「Android Opne Accessory」発表
Android端末と接続するUSBハードウェアの接続規格を発表
さらに、Arduino Mega2560ベースの開発用リファレンスボード Development Kit も提供
開発者はこれを使用し Android互換のさまざまなハードウェアを開発することが可能

参加者全員に「Samsung Galaxy Tab 10.1」をプレゼント！！！！

Google I/O 2011: Keynote Day One （5月10日初日のカンファレンス内容）

あと、下記サイトにてカンファレンス1日目が詳細にまとめてあったので
ご興味のある方はゼヒご覧ください。

Google I/O 2011初日基調講演最速レポート #io2011 – Drift Diary XIII
http://blog.drikin.com/2011/05/keynote1.html

■ Google I/O 2011 カンファレンス2日目まとめ 5/11

Google が開発したChrome OS を搭載したノートブックの発表
製品名はそのまま「Chromebook」と名づけられ2011年6月15日に発売される。

左Samsung 右Acer

Chromebook の製造は韓国 Samsung と、台湾 Acer が行う。

Chromebook は Linux ベースのOS で、Web ブラウザ「Chrome」を利用することに特化したノートパソコン。
殆どの機能を Web アプリケーションで実現するため、無線 LAN（Wi-Fi）や
3G 携帯電話ネットワーク経由でクラウド環境に接続して使うことが前提となる。
米 Citrix Systems の仮想化クライアントソフトウェア「Citrix Receiver」の HTML5 バージョンを利用すると
使い慣れたデスクトップソフトウェアも仮想化アプリケーションとして動かせる。

Introducing the Chromebook

Chromebook と Chrome OS 自体の機能を絞り込み、クラウド環境と Web アプリケーションに依存するシンプルな構成とした。
その効果で、電源投入から8秒で使用可能になるほど起動が速く、作業終了後は一瞬で休止状態にできるという。
消費電力も少なく、1回の充電で終日使えるとしている。

Web アプリケーションを利用するため、インストールやアップデートといった作業が必要なく
常に最新のセキュリティ修正済みソフトウェアで作業できる。
ドキュメントや写真、音楽、ビデオなどのデータはクラウド環境に保存するので、Chromebook をなくしても失われることがない。
サンドボックスやデータ暗号化などのセキュリティ機能も備える。

企業/教育機関向けパッケージ「Chromebooks for Business and Education」は
Chromebook 本体に加え、Web ベースのユーザー/アプリケーション/ポリシー管理コンソール
365日/24時間のサポートサービス、保証/交換サービスが付属する。
月額料金は、企業向けが28ドルから、教育機関向けが20ドルから。

Google I/O 2011: Keynote Day 2 （5月11日、2日目のカンファレンス内容）