グーグル、2機種目となる ASUS 製の無線ルーター「OnHub」発表、手をかざすだけで操作可能、価格219.99ドル（約26,000円）

Google OnHub (SRT-AC1900) by ASUS

グーグル、同社ブランドとして2機種目となる Android Brillo OS 搭載の無線ルーター「OnHub」発表。ASUS が製造を担当しており、前作にはなかった手をかざす、または振るだけで操作可能な機能追加。米国にて価格219.99ドル（約26,000円）で発売。

■ スペック

型番: SRT-AC1900
OS: Android Brillo
CPU: Qualcomm IPQ8064 (2 Krait 300) Dual-core 1.4GHz
RAM: 1GB DDR3L
ROM: 4GB eMMC
サイズ: 247×128×132mm
重量: 約760g
通信: WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.0, Ethernet 10/100/1000Mbps (RJ45)
外部端子: USB 3.0, WAN port, LAN port
電源: 19V 1.75A
メーカー: ASUS
筐体カラー: ブラック
その他: スピーカー搭載、最大128端末接続可能

グーグル、2015年8月に発売した中国メーカー TP-LINK 製の無線ルーター「OnHub (TGR1900)」に続く、シリーズ2機種目となる ASUS 製ルーター「OnHub (SRT-AC1900)」発表。TP-LINK モデルと似たような仕様ですが、新機能などが追加されており、価格は若干高くなり米国にて価格219.99ドル（約26,000円）で発売されます。

Android ベース OS (プラットフォーム) で、スマートフォンやタブレットなどスペックのととのったものではない、IoT (Internet of Things) 製品向けとした Andorid Brillo 採用の初の端末です。Weave (IoT 向け通信プロトコル) IEEE 802.15.4 対応。OnHub のアップデートは自動的に実施されセキュアなルーターとしています。

端末本体には画面出力などの機能はなく、操作は専用の設定アプリ「Google On」が提供され Android 4.0 以上か、iOS 7 以上の OS を搭載した端末で利用可能。端末ごとの接続優位順位も決めることが可能で、最適な接続環境を提供するとしています。スマートホームや IoT での利用も想定したルーターです。

ASUS モデルの新機能として手を振るだけで操作できる「Hand Over (ハンドオーバー)」を備えます。ルーター上部にセンサーが備わっており、手をかざすことで特定の端末をルーターに接続することが可能。たとえば映画のストリーミング時は Chromecast など、手を振るだけで必要なデバイスに優先的に帯域幅を確保できます。

OnHub – Google
https://on.google.com/hub/

More ways to Wi-Fi with the new ASUS OnHub – Google
https://googleblog.blogspot.jp/2015/10/