グーグル、3D マッピング対応タブレット「Project Tango Tablet」分解レポート

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Google Project Tango Tablet Teardown

グーグル、単体で 3D マッピング可能な Android タブレット「Project Tango Tablet」が iFixit により分解レポート。クアッドコアプロセッサ Tegra K1 や RAM 4GB 搭載で、分解のしやすさは10点評価中4となっています。

■ スペック

  • OS: Android 4.4 KitKat
  • CPU: NVIDIA Tegra K1 (TD850D-A1) Quad-core 2.3GHz
  • GPU: Kepler アーキテクチャ GeForce 600 ベース 192-core
  • RAM: 4GB
  • ROM: 128GB
  • ディスプレイ: 7インチ
  • 解像度: 1920×1200 WUXGA (323ppi)
  • カメラ: 4MP + モーショントラッキングカメラ + 低解像度 RGB/IR カメラ
  • ネットワーク: LTE 通信対応モデル (NVIDIA ICE9045T-A2 LTE Modem)
  • 通信: WiFi 802.11 b/g/n, Bluetooth 4.0
  • センサー: 3D, IR (赤外線) 等

Google ATAP (先端技術を研究する Advanced Technology And Projects の略) が開発した 3D マッピング機能搭載タブレット「Project Tango Tablet」が発表。同時に、開発者向けにタブレットを含む開発キット「Project Tango Tablet dev kit」の販売を開始、価格1024ドル(約10万円)で、2014年内に出荷となります。

3D Mapping (マッピング) とは、カメラ等で取り込んだ映像を3次元データ、または 3D データとして記録していく技術です。「Project Tango」は背面に3つのカメラを搭載し、端末単体で動画を撮るように 3D マッピングが行える製品です。既にスマートフォンモデルの「Project Tango Smartphone」は発表済みで、開発者向けにプロトタイプ(試作品)が200台ほど配布されています。

タブレット版の「Project Tango」の大きな特長として、プロセッサに NVIDIA 「Tegra K1」 を採用し、RAM 4GB ストレージ 128GB とハイスペックな仕様になっている点です。Android 4.4 KitKat OS を搭載し、OpenGL 4.4 など最新の機能をサポートするとしています。

今回 iFxit の分解により、搭載チップセットの詳細が判明。当初 RAM 4GB を搭載しているため、64bit プロセッサを搭載していると見られていましたが 32bit タイプのクアッドコアプロセッサ Tegra K1 となっているようです。修理のしやすさは10段階評価で4と分解のやや難しい製品となっているようです。

Project Tango Tablet Teardown – iFixit
https://www.ifixit.com/Teardown/Project+Tango+Tablet+Teardown/28148




Posted by GPad   @   2014年8月22日 金曜日 0 comments
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