Imagination、MIPS ベースの Android や Linux 対応開発ボード「MIPS Creator CI20」発表、なんと無料提供！

Imagination Technologies MIPS Creator CI20

Imagination Technologies (イマジネーションテクノロジーズ)、MIPS ベースの開発ボード「MIPS Creator CI20」発表。Android や Linux OS に対応した小型基板。開発者や一般向けユーザーに MIPS CPU 普及のため、申込者に対し無償配布！（一時停止中）

■ スペック

OS: Android 4.4, Deiab 7, Gntoo, Linux etc
CPU: Ingenic JZ4780 MIPS-base Xburst Dual-core 1.2GHz
GPU: PowerVR SGX540
RAM: 1GB DDR3
ROM: 8GB NAND Flash
サイズ: 90.2×95.3mm
画面出力: HDMI
解像度: 2560×1440 2K (WQHD) サポート
カメラ: interface –ITU645 controller
ビデオ: 1080p@60fps デコード、 H.264 エンコード 1080@30fps 対応
通信: WiFi 802.11 b/g/n, Bluetooth 4.0, Ethernet 10/100Mbps (RJ45)
外部端子: USB 2.0 x2, HDMI, 14-pin ETAG

※ 対応する Android 4.4 KitKat OS は2014年9月末までに提供。

グラフィックス GPU およびビデオディスプレイ向け IP コア、マルチスレッド組み込みプロセッサ DSP、マルチスタンダードの受信機および接続テクノロジーを開発する Imagination Technologies (イマジネーションテクノロジーズ) は、MIPS CPU ベースの開発ボード「MIPS Creator CI20」発表。

「MIPS Creator CI20」は販売という形ではなく、開発者や一般向けーユーザーに無償で提供されます。これは、同社が買収した MPIS CPU を普及させるための活動であり、同社ホームページよりキットの申込が可能。しかし、申込が殺到しすぎたためか、現在申込が中止されています。残念！

メジャー開発ボード「Raspberry Pi」や「TI BeagleBone Black」などと比べて「MIPS Creator CI20」の方がスペックは優れており、有料販売になったとしても、50から100ドル程度であれば人気がでそうです。もちろん、騒ぎが収まって無料提供が再開されれば嬉しいですね。

MIPS Creator CI20 – Imagination
http://store.imgtec.com/product/mips-creator-ci20/