NVIDIA 次世代モバイルプロセッサ「Tegra 3 (Kal-El)」はクアッドプロセッサ4コアにさらにもう1コア「コンパニオン・コア」を搭載

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Nvidia Tegra Kal-El (Tegra 3)

NVIDIA 次世代モバイルクアッドプロセッサ Tegra 3 「Kal-El」。クアッドコア(4コア)にもう1コアが搭載する5コアプロセッサとの発表。5個目のコアは低負荷時に作動する仕様で、低クロック低電圧のパフォーマンスに特化したCPU「コンパニオンコア」。

Core1~4 がメインクアッドコア、「Companion」が5番目のコア

NVIDIA の次世代 Tegra 「Kal-El」は ARM Coterx-A9 ベース4CPUコアと「12コア」GPUにより、普及している Tegra 2 より5倍のパフォーマンスを出すというプロセッサです。

今回新たに公開された情報によると、5つ目の「コンパニオンコア(Companion core)」はメインの4コアとおなじ ARM Cortex-A9 アーキテクチャでありながら、リーク電流が少なく、低負荷時の動作に最適化されたLP(低消費電力)プロセスで製造されるCPUコアとしています。低負荷時ではコンパニオンコアのみが最大 500MHz の低クロックで動き負荷に応じてGHzクロックのメイン4コアと排他で動作するそうです。

NVIDIA 製品で普及している Tegra 2 と比較すると消費電力はもっとも低い待機時で28%低く MP3 再生時で14%、HD動画再生時には61%、ゲームでは34% Kal-El が下回り Coremark 実行時のスコアと消費電力では、ライバルのTI OMAP4 (各コア1GHz動作)や Snapdragon QC8660(1.2GHz)と比較して、同等の処理能力(スコア 5600前後) では消費電力が半分から三分の一、同等の消費電力ではスコアが約2倍(11667)という結果。

素晴らしい性能ですね。 (><

「Kal-El」を搭載した製品はタブレットから導入され、2011年秋以降に店頭に並ぶ予定。スマートフォンへの採用はタブレットに比べて遅れると見られています。「Kal-El」の名前はコードネームで通常スペック表に記載される名前は「Tegra 3」になるもよう。

NVIDIAの4コア Tegra ” Kal-El ” は5番目のコア搭載 – Engadget
http://japanese.engadget.com/2011/09/20/nvidia-4-tegra-kal-el-5/




Posted by GPad   @   2011年9月21日 水曜日 0 comments
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