Sony Mobile develop MedieTek 64bit LTE Smartphone

ソニー、MediaTek の 64bit 対応クアッドコアプロセッサ「MT6732」搭載 LTE 通信に対応した低価格エントリーからミッドレンジモデルスマートフォンを準備中との情報。登場すれば「Xperia C」以来の MediaTek チップセット採用スマートフォンとなります。

台湾 DigiTimes が報じたもので、ソニーモバイルは2015年モデルとして MediaTek クアッドコアプロセッサ「MT6732」を搭載したエクスペリアスマートフォンを4から5機種準備中で、2015年に発売予定としています。「MT6732」は MediaTek とした初の 64bit 対応チップセットで、CPU ARM Cortex-A53 4コアや、GPU Mali-T760 を搭載し、OpenGL ES 3.0 OpenCL 1.2 に対応。

その他、4G LTE 通信では Cat. 4 に対応し下り最大 150Mbps 上り 50Mbps をサポート、3G / 2G 通信にも対応し、マルチメディア機能では MediaTek 独自技術 ClearMotion や MiraVision によりスムーズなビデオ再生や DTV 級画質を実現。2014年7月頃より量産が開始され10月以降に搭載端末が登場予定とされている SoC です。

ソニーモバイルでは、過去2013年に1機種だけ MediaTek クアッドコアプロセッサ「MT6589」を搭載したスマートフォン「Xperia C」を発売していますが、その後 MediaTek チップセットを採用した製品は登場していません。「MT6732」を採用すれれば2機種目の MediaTek SoC 端末となります。

Sony Mobile to adopt MediaTek 64-bit quad-core 4G LTE solutions – DigiTimes
http://www.digitimes.com/news/a20140701PD202.html