グーグル、Android N 以降の次期 OS バージョンでオラクルの JAVA API を OpenJDK へ変更するとの情報(追記、訂正)
Google use OpenJDK in Android N later

グーグル、Android OS に使用されているオラクルの JAVA API を、次期バージョンとされる「Android N」以降は、オープンソースの Java 開発キット「OpenJDK」に切替えるとの情報。一部、特許関連の紛争に関して追記、訂正しました。
■ グーグルとオラクルの JAVA 特許紛争に関して
- 2010年8月: グーグル Android に使用されている JAVA 特許侵害をオラクルが告訴。
- 2012年6月: グーグルの特許侵害はないとの判決が陪審員制度の裁判で出る。
- 2012年10月: オラクルが JAVA API の著作権を求めて上訴
- 2014年5月: 地裁により JAVA API 著作権が認められる
- 2014年10月: グーグルが最高裁へ上訴
- 2015年5月: 最高裁がグーグルの上告を棄却
グーグルとオラクル (Oracle) では、2010年1月以降より、Android OS に使用されている JAVA 技術に関して争いを行っていました。当初はグーグル側の有利に進んでいたものの、途中でオラクルによる JAVA API の著作権が認められる形となり、最高裁上訴も棄却されたため、グーグルの敗北がほぼ確定的に。
これにより、グーグルでは2015年12月時点で最新 Android OS となる Marshmallow の次期バージョン「Android N」以降より、オープンソース Java Development Kit 「OpenJDK」に切替えることで、特許侵害ならびに、著作権違反を回避するとしています。
グーグルからの公式発表は現時点ではありませんが、VentureBeat がグーグルに確認したものとしており、Android N 以降のバージョンからは JAVA API ではなく OpenJDK に移行していくとしています。端末メーカーやアプリ開発者、全ての人に大きく影響する事柄のため、今後の動向が注目されます。
■ グーグルの行動に関して追記
Android OS で利用する JAVA に関して、既に出ている判決内容から OpenJDK への移行は特許侵害の回避になっていないため、単純に Java8 の利用を目的としたものではないかとのご指摘を受けました。これにより、グーグルはオラクルとの紛争回避のためではなく、技術的な改善を図っているようです。尚、2015年5月に出された判決文は Computer Magazine にて確認できます。情報有難うございます。 m(_ _)m
Google confirms next Android version won’t Java APIs – VentureBeat
http://venturebeat.com/2015/12/29/
オラクル、グーグルによる Java 特許侵害被害額を算出 – GPad
https://gpad.tv/topic/oracle-google-android-patent/
Tags In
Related Posts
5 Comments
コメントを残す コメントをキャンセル
サイト内検索
最新記事
- Chromebook で「Linux 開発環境」を使う方法、設定からオンにする手順とターミナルでのパッケージ管理、マイクの許可や削除の方法、使えない機能と職場・学校の端末での注意点 2026年10月12日
- OPPO、8,000mAh バッテリーと 120Hz 有機EL の Dimensity 6360 MAX 搭載 6.57インチ「OPPO K15s」と 6.75インチ「OPPO K15x」を中国で発売、価格は 1,699元から 2026年10月12日
- ソフトバンク、「Google Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」にまれに着信できない事象を改善するソフトウェア更新を配信、ビルド番号は CD1A.261005.003.B1 2026年10月12日
- Android の「セーフモード」で不具合の原因を切り分ける方法、起動と解除の手順、ウィジェットが消える・機内モードになるなど使う前に知っておきたい注意点 2026年10月12日
- Android の「おやすみ時間モード」の使い方、時計アプリで就寝・起床時刻を設定、通知のミュートや画面のモノクロ化、一時停止と解除の方法、フォーカス モードとの違い 2026年10月12日
- Headwolf、UNISOC T7300 と 2.5K 90Hz 液晶、7,200mAh バッテリーを搭載し 4G LTE に対応した 8.8インチ Android 16 タブレット「Headwolf FPAD9」発表、楽天市場で発売記念価格 21,999円 2026年10月11日
- シャープ、「AQUOS sense10 SH-M33」の Android 17 アップデートを一時停止、「AQUOS Home が繰り返し停止」の事象を確認、Digital Wellbeing のアプリタイマー解除で回避可能 2026年10月11日
- グーグル、Google Play で10月13日から19日まで「Play Fest」を開催、Play ポイントで Galaxy Z Fold8 Ultra や XREAL AURA が当たる抽選、最大5万ポイントがもらえるゲームリーグも 2026年10月11日
カテゴリー
- Develop – 開発 (796)
- MusicPlayer – 音楽プレイヤー (89)
- Netbook – ネットブック (97)
- Phone – 電話 (3,356)
- Tablet – タブレット (1,308)
- Topic – トピック (1,459)
- TV – テレビ (354)
- Update – アップデート (2,963)
これは今後 Android M以前とN以降の違いで仕様の違いにより
開発者が苦しめられる展開が予想されますね
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
利権が絡むとろくな事無いね。
どんな影響が起きるんだろう。
Googleは既に相当Javaの恩恵を受けてるし、オラクルにお金は払って素直に解決させればいいのにって思う。ちょっとセコすぎない?
そもそもOpenJDKとOracleが配布するJDKってAPI的にはなんも変わらん・・・
と思ったらフォローあったのね。
>>#3 匿名さん
Java開発者だけど俺もそう思う。
末期のサンマイクロがイニシアチブを取れなかったせいで長いこと停滞していたけど
Oracleは良くも悪くもまとめる力あるよ。
Java8に慣れると7以前の文法レベルで開発とかまじでやってらんので
金払うなりなんでもいいからはよ8対応して
そもそもJavaをやめてもいいと思う。
別言語かえたって、これだけ市場があれば開発者は嫌でもその言語で開発する。