HTC、デュオカメラ搭載 2014年フラグシップモデルスマートフォン「HTC One (M8)」発表、米国にて販売スタート

HTC One (M8)

HTC、2014年最新のフラグシップモデルスマートフォンとして「HTC One (M8)」を正式発表。5インチサイズ、背面部に2つのカメラを搭載し筐体を含めて全体の90パーセント以上を金属で製造。世界100ヶ国230以上の通信キャリアにて発売。

■ スペック

コードネーム: M8
OS: Android 4.4 KitKat
CPU: Qualcomm Snapdragon 801 (MSM8974AB) Quad-core 2.3GHz
GPU: Adreno 330
RAM: 2GB
ROM: 16GB or 32GB
サイズ: 145.36×70.6×9.35mm
重量: 160g
ディスプレイ: 5インチ Super LCD3 マルチタッチ静電容量式ゴリラガラス3
解像度: 1920×1080 Full-HD
UI: Sense 6.0
カメラ: 5MP (背面 Ultrapixel Camera F2.0/28mm Duo Camera) デュアル LED フラッシュ付き 5MP(前面 CMOS)
ネットワーク: LTE / W-CDMA / GSM
パケット通信: LTE, HSPA+, EDGE, GPRS
SIM Slot: nanoSIM
通信: WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.0
センサー: GPS(GLONASS), Gセンサー, デジタルコンパス, 近接センサー, 光センサー, バロメーターセンサー, NFC
外部端子: microSD(Max 128GB), microUSB, 3.5mmオーディオジャック
バッテリー: 2600mAh
筐体カラー: ガンメタルグレー、グラシカルシルバー、アンバーゴールド
その他: HTC BoomSound、DLNA、Wi-Fi Direct 対応

※ 型番や販売される地域、通信キャリアにより対応ネットワークが異なります。
※ Sprint, Verizon モデルは CDMA2000 に対応。

HTC、2013年に「HTC One (M7)」発売しましたが、その後継機となる2014年フラグシップモデルスマートフォン「HTC One (M8)」を2014年3月26日（現地日時は3月25日）に発表。価格は SIM ロックフリーモデルの ROM 16GB が600ドル（約61,000円）前後、ROM 32GB が700ドル（約71,000円）前後。

当初、「M8」とされる製品は、「HTC One 2」や「HTC One+」として登場すると見られていましたが、正式名称は「HTC One (M8)」となりました。米国通信キャリア Verizon からは発表日から世界最速で販売開始。その後、4月末までに米国、英国、フランス、ドイツ、台湾、中国の各通信キャリアより発売。

「HTC One (M8)」の特長は「Duo Camera (デュオカメラ)」と呼ばれる背面部にある2つのカメラで、大きい方が500万画素 UltraPixel カメラ 1/3 BSI センサーに 28mm F2.0 レンズ採用、小さい方が200万画素としています。2つのカメラを使用することで 3D 撮影や一眼レフカメラのようなボケのある写真が可能。

「HTC One」シリーズを引き継いだデザインで、本体の約90%が金属でつくられた高級感のある本体です。筐体カラーはガンメタルグレー、グラシカルシルバー、アンバーゴールドの3種類が用意されています。最新のユーザーインターフェース Sense 6.0 を採用し様々なテーマの適用やカスタマイズが可能。

前作同様の機能としてホーム画面であらゆる情報が確認できるライブホームスクリーン機能「HTC BlinkFeed」や、撮影した写真や動画をパネル形式に確認できるギャラリー「HTC Zoe」、本体前面に2つ搭載された大型のデュアルフロントステレオスピーカーは最大 93db までの大音量再生可能、ステレオサウンド機能「HTC BoomSound」に対応します。

■ 3G (CDMA2000) 対応ネットワーク
Sprint: 800/1900MHz | Verizon: 800/1900MHz

■ 2G-2.5G (GSM) 対応ネットワーク
850/900/1800/1900MHz

■ 防水対応の可能性
HTC One (M8) はリーク情報では防水対応の可能性があるとしていましたが発表会では、防水に関しての情報は一切出されませんでした。公式の製品情報にも防水機能に関しては記載されていません。米国通信キャリア Verizon から発売されたモデルを水没させたテスト動画がアップされており、6分間水没させその後も問題なく動くとしています。

公式には防水性能は発表されていません。一部ユーザーのテストでは IPX3 （鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない）ぐらいは問題無くクリアできるとの報告もでているようです。