HCL Technologies Sakshat
インド、IT企業 HCL Technologies が35ドルのAndroidタブレットを発売、2010年9月に発表された「Sakshat」だがやっと出荷が始まるようです。サイズ違いで3種類用意との事でしたが7インチサイズのみリリース(※ Sakshat は製造を中止し、Aakasha タブレットとして2011年9月に発売開始)
2010年9月に発表された仕様は最終仕様としていましたが、3Gモジュールがなくなったり、サイズは1種類のみになったり変更があったようです。特に価格の変更が一番大きく35ドル(約3,000円)が50ドル(約4,000円)になっています。
■ スペック
※総じてソース元(インド情報)のスペックが曖昧です。参考程度にどうぞw
2010年9月時点では、製造の委託を受けたHCLは2011年1月にまずは10万台生産しインド政府が評価試験を行った後、100万台購入。2011年の後半に大学生達に提供するとしていました。最新の情報ではインド政府は2011年6月中に1万台の Sakshat をインド工科大学ラジャスタン校へ導入を予定しており、また今後4ヶ月で9万台を出荷予定。価格は2200ルピー、約50ドル。但しこのうち50%を公的に助成することで1100ルピー約25ドル(約2,000円)で提供する計画としています。
India’s $35 tablet launching this month – The Times of India
http://timesofindia.indiatimes.com/
2010年9月の製品発表時にはOSをAndroidとしていましたが複数のサイトで Linux OS と記述しているようです。Android OS はオープンソースですが製品に乗せて販売するとなった場合、実はお金がかかったりします。(><
HTCのAndroid端末を例にあげると、マクロソフトが保有しているライセンスがあり1端末当たり最低でも5ドルのライセンス料金を支払っています。そのためこのような超低価格端末でAndroidをのせられるのか?という議論が海外フォーラムで行われているようです。OS の詳細に関しては正しい情報が判明したら更新してまります。
■追加情報 2011年10月6日
当初の開発やプロトタイプはインド企業の HCL が行っていましたが最終的に英国 Datawind 社が受注(製造はインドにて行う)しました。インド政府は、製品名「Aakash」で正式発表し学生向けに35ドル(約2,800円)で提供開始
https://gpad.tv/tablet/india-aakash/
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