KDDI au、4月27、5月29日から30日に発生した LTE 通信障害対策として、通信料700円値引と再発防止に300億円の投資を発表

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KDDI au About LTE obstacle measures

KDDI au、2013年4月27日、および5月29日から5月30日にかけて、au 4G LTE データ通信サービスおよび音声通信サービス等が利用できなかった問題に関して、通信料700円の値引きと障害原因や再発防止に300億円の投資を行うと発表。

■ 発生した障害内容
東京都、神奈川県、山梨県の一部の地域にて、高速 4G LTE 通信障害、LTE 通信を利用したパケット通信が利用しづらい状況。LTE 通信障害によりトラフィック(利用)が集中し、3G 通信の利用にも影響。また、音声通話も利用できない状況が発生。

■ 発生した一連の LTE 通信障害概要

・4月27日
MME で、フラグメンテーション処理に係るリセットバグにより、片系断が発生。内在するリカバリー処理バグを誘発の結果、MME 両系断に至る。

・5月29日
4月27日発生の障害原因を解消する修正ファイルを MME 片系に投入中にハードウェア障害が発生し、切り戻しを判断(結果としてMME片系断)。MME 片系処理を他系に引継ぐ処理において一部輻輳が発生し、上述のリカバリー処理バグを誘発。結果、MME 両系断に至る。MME 両系断に伴い、加入者情報管理装置 (HSS) が輻輳し、当該 HSS を選択する加入者判定ノード(SLF)において、当該 HSS 向け接続の一部が正常に行われなかった。

・5月30日
4月27日発生の障害原因を解消する修正ファイル再投入の準備中に、MME 片系の特定のプロセスが過負荷になり片系断。MME 片系処理を他系に引継ぐ処理において一部輻輳が発生し、上述のリカバリー処理バグを誘発。結果、MME 両系断に至る。

■ 利用者への対応、お詫び
一連の通信障害時のいずれかの時間帯において、LTE データ通信を全くご利用いただけなかった利用者、もしくは5月29日の障害発生時間帯において音声通信をご利用いただけなかった利用者に対し、通信料金の請求時に請求額から700円(税抜)を減算。

※ 対象者に対しては2013年6月末までに「重要なお知らせ」メールにて連絡がくるとの事。

■ LTE 通信障害の解消と機能安全の確率に向けた対応スケジュール

■ モバイルネットワークの仕組み

※ 1: 無線技術規格上の最大受信速度です。現在発売中の対応端末では最大受信速度は100Mbps です。
※ 2: Android LTE 端末は、上記帯域に加えて 1.5GHz 帯もサポートしています。

■ LTE の実人口カバー率

※ 電波環境によって実際にご利用いただける最大速度は異なります(ベストエフォートサービス)。
※ 1: 上記の通信速度は無線技術規格上の最大受信速度です。
※ 2: 現在発売中の対応端末では最大受信速度は 100Mbps です。

■ 実人口カバー率の算出基準について
KDDI の場合、全国を 500m 四方に区分したメッシュのうち、当社サービスエリアに該当するメッシュに含まれる人口の総人口に対する割合。メッシュの一部をエリアカバーしている場合には、該当するメッシュ内の面積カバー率(メッシュ面積率)を算出し、該当メッシュ人口×メッシュ面積率にてカバーされる人口を算出。

※ エリアカバー率の算出方法は事業者により異なります。

一連のLTE通信障害の原因と対策について – KDDI
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2013/0610a/




Posted by GPad   @   2013年6月10日 月曜日 1 comments
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1 Comments

Comments
6月 10, 2013
19:16
#1 魎 :

auユーザーとしては、これでもう障害を発生させないようにしてもらいたいです

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