パナソニック、携帯電話端末事業に集中特化した新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社」を設立

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Panasonic Mobile Communications (PMC)

パナソニックは、携帯電話の端末・基地局事業を担当する「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」を、2013年4月1日付で分割・再編し、端末事業に集中特化する新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」を設立したと発表。

※ エイプリルフールネタではありません。

具体的には、旧 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(以下 PMC と略)から携帯電話端末事業と基地局事業を分割し、端末事業に集中特化する新 PMC を新設分割により発足させ、変化に迅速に対応できる専門体制として、事業の維持・拡大を図るとしています。

基地局事業は、ソリューション事業のグローバル拡大を目指す新会社「パナソニック システムネットワークス(以下新 PSN、3月1日発足)」に、吸収分割により承継させ、開発力の向上と経営体質の強化。尚、携帯電話端末事業と基地局事業の分割実施後の旧 PMC は、パナソニックに吸収合併。

新 PMC は端末事業の拡大成長を目指すとともに、4月1日付で発足したパナソニック「AVC ネットワークス社」の傘下企業として、新 PSN とともにグループ全体のシナジー効果創出に貢献していきます。

■ パナソニック モバイルコミュニケーションズ(新 PMC )の概要

  • 社名: パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社
  • 設立日: 2013年4月1日
  • 本社所在地: 横浜市都筑区佐江戸町600番地
  • 資本金: 57億円
  • 出資比率: パナソニック株式会社100%
  • 社長: 代表取締役社長 星 敏典
  • 事業内容: 携帯電話端末の企画、開発、生産、販売
  • 従業員数: 約1,200名(単独)

■ 組織図

パナソニックは携帯電話端末事業に集中特化した新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」を設立し再編を図るとの内容ですが、ネガティブな見方だと組織図を見ても分かる通り PMC を身売りしやすくしたようにも見えます。

パナソニック、台湾スマートフォンメーカー HTC や半導体メーカー TSMC 等へ携帯事業の売却検討」との情報もあり、再編しても赤字が改善されない場合には携帯電話端末事業の身売りが実行される可能性が高そうです。

「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社」を設立 – Panasonic
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/04/jn130401-2/jn130401-2.html




Posted by GPad   @   2013年4月1日 月曜日 0 comments
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