Samsung Galaxy Note 7 Battery explosion recall
サムスン、2016年8月より販売が開始されたギャラクシーノート最新モデルスマートフォン「Galaxy Note 7」が異常発熱による発火を受けてリコール発表。販売された全数が対象となっており、新品と交換することで対応。使用中止勧告も開始(情報更新)
韓国の朝鮮日報が報じたニュースで、サムスンが2016年8月よりグローバル販売を開始した高性能スマートフォン「Galaxy Note 7」のリコールを行うとしています。リコールは中国や韓国を中心にバッテリー部分が爆発するという事故が報告された件に対応するものです。
現時点で販売された「Galaxy Note 7」全てがリコール対象になるとしており、サムスンでは本体のバッテリー(電池)交換にて対応をするとしています。注意として、症状に問題の無い製品に関してはバッテリー交換のみで、新品交換や返品などは受け付けないとの事。
サムスンからの公式発表はまだありませんが、キャリア向けの出荷分を停止し品質と問題の再チェックを開始したとのことなので近日中にアナウンスがあると思われます。「Galaxy Note 7」は日本での発売も予定されているため、今回のリコールは発売時期に影響がでる可能性も。
■ 追加情報 2016年9月2日
サムスン、9月2日17時に韓国で行われた緊急会見にてリコール正式発表。「Galaxy Note 7」の一時販売停止と、購入者に対しては時期に関係なく全てを新品端末と交換するとしています。現時点で韓国では約43万台、世界全体では約146万台を販売済み。グローバルモデルに対しても順次案内と対応を行なっていくとしています。尚、コメントにも情報を頂きましたがバッテリーは爆発ではなく、異常発熱による発火となっています。
■ 追加情報 2016年9月3日
当初の報道では新品本体交換ではなくバッテリー交換で対応するとしていましたが、サムスンの公式の発表によるとリコール対象となっている全品が本体新品交換で対応するとしています。韓国で販売された約43万台と、グローバル販売された約146万台の全数が対象です。リコールの正式発表を受けて、韓国国内の通信キャリアや、米国 Sprint などにて販売の一時停止が発表されています。韓国 SK-Telecom などでは9月9日より交換受付を開始。
■ 追加情報 2016年9月10日
サムスン、韓国にてスマートフォン「Galaxy Note 7」の使用中止を呼びかけ。この他に米国の CPSC (米国消費者製品安全委員会) でも全面使用中止(禁止)が勧告されたほか、欧州、日本などを含め国土交通部が航空機(飛行機)内での「Galaxy Note 7」使用禁止が出ています。日本国内ではまだ発売されていませんが、既に発売済の地域では同製品を使用できない状況となっているようです。
■ 追加情報 2016年9月12日
サムスン、韓国にて「Galaxy Note 7」に対し、店頭の展示品または展示する場合には使用できない状態で出すように注意。電源が入っているとリコールとなっている問題が発生うる可能性があるためで、電源を切る(OFF)にするように指示しています。現在、リコール中の「Galaxy Note 7」ですが、問題を改善した安全対策済みのものが準備できておらず代替機をだしていますが、申し出の数が多すぎて不足しているとの報道が行われています。
■ 追加情報 2016年9月16日
米国では9月15日にリコールが正式発表。正式発表に合わせてリコールに関する特設ページが設置され、IMEI またはシリアル番号を入力することで、所有する「Galaxy Note 7」がリコール対象品か判別できるツールも公開。2016年9月15日までに販売されたものが対象となっており、リコール対象品は、同等品となる「Galaxy S7」または「Galaxy S7 edge」への交換が可能な他、対策済み製品との交換を受付ける場合には25ドルのクーポン券がもらえます。返金にも応じるとの事。米国で取り扱われている主な通信キャリアや販売店への連絡先も掲載。(詳細)
■ 追加情報 2016年10月10日
発熱、発火、爆発によりリコールが2016年9月より開始され、安全対策済みへの交換が行われていましたが。対策済み製品も発火の報告が出ており、再リコールの可能性。生産の一時中断も報じられています。米国通信キャリアでは永久に「Galaxy Note 7」を販売しない検討も。(詳細)
■ 追加情報 2016年10月11日
サムスン、「Galaxy Note 7」の2度目となる販売停止を正式発表。発熱、発火、爆発のリコールに関する対処で、安全対策を施した製品にも問題が確認されたため、原因が完全究明されるまで販売を停止するとの事。また、安全対策済み「Galaxy Note 7」への交換も停止。今回の販売停止の発表に合わせて、利用者に対し全世界での「Galaxy Note 7」使用中止も合わせて要請。
■ 製造、販売の中止決定
サムスン、フラグシップスマートフォン「Galaxy Note 7」の度重なる発熱発火の問題を受けて、製品の生産(製造)中止と販売の終了を2016年10月11日に正式発表。世界各国で発売された「Galaxy Note 7」の販売が中止になる他、今後の生産も終了となります。日本での発売も予定していましたが、今回の騒動(問題)により国内での販売はされない見通しです。
Galaxy Note 7 リコール – Samsung
https://news.samsung.com/kr/
「ギャラクシーノート7」全量リコール実施 – 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/
CPSC (米国消費者製品安全委員会)
http://www.cpsc.gov/en/Newsroom/
2016年モデルギャラクシーノート「Galaxy Note 7」発表 – GPad
https://gpad.tv/phone/samsung-galaxy-note7/
日本での発売前で良かった。
2番さんの言うとおり日本での発売前でよかった
S7の販売台数が1000万台としているので
40万台程度であれば、初動で対処した感じかな
キャリア経由で買った人はいいけど
SIMフリー版を輸入とかした人は大変そう
やってしまいましたなー、大事なところで転ぶなよサムスン
SIMフリーなら普通の家電のようにメーカーに言えばいいだけのこと。
輸入版はそれなりのリスクを負うのは当然。
製品が魅力的なだけにこういう品質問題は残念。
ちゃんと対策を講じた上で日本で発売されるならそれで結構。
それにメーカーも知らぬ存ぜずじゃなく対応してくれているんだから尚良し。
問題はこの件で発売時期が延期にならないことを願いたい。
リコールしてくれるだけAppleよりかは対応が良いね。
腐っても国営企業って事かな
爆発ではなくバッテリーの異常発熱による発火だそうだ
発熱でバッテリーが膨らみ背面のガラスが割れた俺のXperia Z3の時はなんの対策も講じてくれなかったSONY。
対応が偉い違いだ。
正式発表きましたかぁ(;´∀`)
今回の問題は端末本体ではなくバッテリー側の問題のようですね。
一部のサプライメーカーのバッテリーを搭載している端末だけに起こっているだそうです。
Xperia acro HDのようにスピーカーの構造上の不具合があっても、申告してきたユーザーにだけ対応するのとはかなりの違いがありますね。
ここを見てる人には、
割りと高評価じゃん?
……でも、悪い話しは尾鰭が付いてしまうから残念でならない。
バッテリーの問題が解決してもその後も売れにくいし日本の導入すらあやしくなってくるかも
日本人はすぐ忘れるから普通に売れるんじゃねえの
ソニーが昔PC向けバッテリーに不具合があって爆発事故連発したときには、なかなかソニーは認めなくて、結局は供給先のアップルやDELLなんかに莫大な損害金を払ったのとはえらい対応の違いだな。
10年前からサムソンを買ってはいけないとおもった。
これ幸いとソニーを叩いてる人は回し者なのかな?
>10年前からサムソンを買ってはいけないとおもった。
10年以上前からSamsungの液晶ディスプレイを自社のテレビやPCなどに供給してきたSONYはどうなんだろね?
どこが幸いなのか分からないし、それに販売台数から見たらソニーを叩いたところで痛くも痒くもないと思うが、回し者なんて言ってくるあたりFの人なのかな?
そう言えば一時販売停止になったF-04Gの基盤接続不良による不具合は、回収になったのかな?
そうですね。自分は何派という訳でもないので、この事件に関係のないメーカーを叩く人の心理なんて分かりません。
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15:57
最初は純正の充電器使ってないせいかと思ったけどバッテリーに本当に問題あったんだね。発熱じゃなくて爆発はこわすぎる。