Xiaomi sold over 1M units in Q3 2015
中国メーカー Xiaomi (小米科技)、インド市場にて2015年第3四半期(7月~9月)だけでスマートフォン100万台販売達成を発表。過去最高のペースとなっており、前期比45パーセントの増加。今後もインド市場に注力するとしています。
■ 第3四半期のみで1,000,000台販売達成
Xiaomi は2011年にスタートした中国市場で絶大な人気を誇る新興メーカーです。インド市場には2014年より参入し、2015年第3四半期 (7月~9月の3ヶ月間) だけで、スマートフォン販売台数が100万台を突破。
現在、インドのシェア上位メーカーは、2014年四半期データで、1位 22パーセントの Samsung と、2位 18パーセントの Micromax 2社です。2つのメーカーを合わせると40パーセント近いシェアになります。インドは市場規模そのものが非常に大きく、Xiaomi が3ヶ月間で100万台を販売してもシェアは4パーセント程度にとどまります。
インドと日本の市場規模の大きさを説明すると、2014年度に販売されたインドのスマートフォン台数は約1億2,300万台で、日本では2,748万台となっています。ちなみに、Xiaomi はグループ全体で2014年度に6,110万台のスマートフォンを販売。2014年に日本で販売された2倍強の台数を販売しています。
同社は、元 Google バイスプレジデント (VP) ・プロダクトマネージメント Hugo Barra 氏が2013年8月に移籍したことでも話題になりました。Hugo 氏のツイッターでも Xiaomi が3ヶ月で100万台の販売を達成したことがつぶやかれています。Hugo 氏は Xiaomi の VP としてグローバル展開を加速し、2014年第4四半期時点で世界スマートフォンシェア5パーセント達成しています。
Mi India – Facebook
https://www.facebook.com/XiaomiIndia/
@hbarra (Hugo Barra) – Twitter
https://twitter.com/hbarra/status/662306065057361920
Xiaomiの勢いすごすぎ。インドの市場規模にも驚くけど、この販売台数はヤバイなー。
ちなみにソニーの場合は2015年7月30日の報道で下記の通りになっているようです。
2016年3月期のスマートフォン販売台数を従来計画3000万台から2700万台(2014年は3910万台)に下方修正すると発表。4-6月期のスマホ販売は720万台(前年同期は940万台)と大幅に減少。
スマホ販売台数の減少とドル高によるコスト増でモバイル事業の4-6月期の営業損益は229億円の赤字に拡大。通期のモバイル事業の営業損益計画も、従来の390億円の赤字から600億円の赤字に下方修正。
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16:09
中国メーカースマホのシェア拡大は色んな意味で危険な感じがする。今回のBaiduの件もそうだけど、ハードウェア自体に仕掛けがありそうで怖い。