サムスン、スマートフォン「Galaxy Note 7」リフレッシュモデル「Galaxy Note FE」分解レポート、バッテリー小型化されつつも中身は殆ど同じ

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Samsung Galaxy Note FE (Fan Edition) Teardown

サムスン、リコールと販売中止になったスマートフォン「Galaxy Note 7」の部品を再利用したリフレッシュモデルとなる「Galaxy Note FE (Fan Edition)」分解レポート。バッテリー容量が小さくなったものの中身は殆ど同じ模様。分解難易度も前回と同じ「4」と低め。

■ スペック

  • 型番: SM-G9350
  • OS: Android 7.0 Nougat
  • CPU: Samsung Exynos 8890 64bit 14nm process (2.2GHz x4 + 1.6GHz x4) Octa-core processor
  • GPU: ARM Mali-T880
  • RAM: 4GB LPDDR4 Samsung K3RG2G20CM-CGCJ
  • ROM: 64GB UFS 2.0 Samsung KLUCG4J1CB-B0B1
  • サイズ: 未公開
  • 重量: 未公開
  • ディスプレイ: 5.7インチ Dual-edge Super AMOLED マルチタッチ 静電容量式 ゴリラガラス5採用
  • 解像度: 2560×1440 WQHD (518ppi)
  • カメラ: 12MP(背面 OIS F1.7) LED フラッシュ付き 5MP(前面 CMOS F1.7)
  • ネットワーク: FDD-LTE / TDD-LTE / W-CDMA / GSM
  • パケット通信: LTE Cat.9 or 10 or 12, HSPA+, EDGE, GPRS
  • SIM Slot: nanoSIM
  • 通信: WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.2
  • センサー: GPS, Gセンサー, 近接センサー, 光センサー, デジタルコンパス, ジャイロスコープ, 気圧, 心拍, 指紋センサー, NFC
  • 外部端子: microSD(Max 256GB), USB Type-C, 3.5mmオーディオジャック
  • バッテリー: Li-Poly 3200mAh
  • 筐体カラー: ブラックオニキス、ゴールドプラチナ、ブルーコーラル、シルバーチタン
  • その他: スタイラス(S-Pen)、IR (虹彩認証機能) 搭載、防水防塵(IP68)、急速充電 (Quick Charge 3.0)、ワイヤレス充電 (WPC, PMA) 対応


※ 左側「Galaxy Note FE」、右側「Galaxy Note 7」

サムスン、バッテリー発熱発火によりリコールから販売中止になったギャラクシースマートフォン「Galaxy Note 7」の部品を再利用したリフレッシュモデル「Galaxy Note FE (Fan Edition)」分解レポート公開。「Galaxy Note FE」は2017年7月2日に正式発表され、韓国の通信キャリア向けに限定40万台を699600ウォン(約69,000円)で2017年7月7日より発売。

Galaxy Note 7」との違いはリア(背面)に「Galaxy Note Fan Edition」の製品名が表記されてる他、バッテリー容量が 3500mAh から 3200mAh に下げられています。それに伴い重量も若干軽量化。詳細な本体サイズと重量はまだ公開されていませんが、判明しだい、スペック表に記載いたします。尚、注意として再利用されている部品は使用済みではなく、回収された未開封品の端末や、製造段階で在庫となっていた分が使用されています。

分解レポートにより「Galaxy Note 7」との違いはバッテリー部分が主となっており、それ以外の部分は殆ど同じとしています。iFixit による分解のしやすさは「Galaxy Note 7」と同じとなる10段階評価で 4 (10が最も分解しやすい)と低評価。非常に密閉度の高い製品で、裏蓋(バックカバー)は工具を使用しないと外れないようです。バッテリーも内蔵式(交換不可)となっており、裏蓋を明けてもバッテリーは保護シートのさらに下に配置されています。部品はそれぞれモジュールになっているようですが、メイン基板(マザーボード)に背着されており取り外すことが困難です。

バッテリー容量は 3500mAh (13.48Wh) から 3200mAh (12.32Wh) へ容量ダウン。「Galaxy Note FE」のサイズと重量は公開されていませんが、バッテリー重量が 2.3g 程度軽くなっているようです。今回の分解により「Galaxy Note 7」はバッテリーを取外し可能な設計を行えば問題をほとんど回避できたのではないかと分析されています。

Samsung Galaxy Note Fan Edition Teardown – iFixit
https://www.ifixit.com/Teardown/Samsung+Galaxy+Note+Fan+Edition+Teardown/95451




Posted by GPad   @   2017年7月16日 日曜日 0 comments
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