Qualcomm SoC Snapdragon 415, 425, 618, 620
Qualcomm (クアルコム)、スマートフォンやタブレット向けとしたチップセット (SoC) に新しく「Snapdragon 415, 425, 618, 620」を追加。キサコアや、オクタコアプロセッサにマルチ LTE モデム搭載で LTE Cat.7 通信に対応したモデルが含まれます。
■ Snapdragon 415 仕様
■ Snapdragon 425 仕様
■ Snapdragon 618 仕様
■ Snapdragon 620 仕様
Qualcomm、同社 Snapdragon 400 と 600 シリーズに LTE の新モデムを搭載したチップセット4種類を追加。「Snapdragon 415」はオクタコア(8コア)プロセッサに X5 LTE モデム搭載で LTE Cat.4 対応、下り 150Mbps 上り 50Mbps 通信が可能。
「Snapdragon 425」は、415 と同じ ARM Cortex-A53 のオクタコアプロセッサ搭載ですが、作動クロック数が高く、カメラはデュアル ISP 2100万画素まで対応。X8 LTE モデム搭載で LTE Cat.7 対応、下り 300Mbps 上り 100Mbps の高速通信が可能。
「Snapdragon 618」は、ARM Cortex-A53 クアッドコアと、Cortex-A72 デュアルコア搭載のヘキサコア(6コア)構成です。搭載 GPU の詳細は公開されておらず、次世代 (Next-gen) Adreno とされています。モデムは X8 LTE を搭載。
「Snapdragon 620」は、600シリーズとしては最上位となる仕様で ARM Cortex-A53 クアッドコア(4コア)と ARM Cortex-A72 クアッドコア搭載で、オクタコア(8コア)プロセッサとなります。プロセッサの構成以外は618と同じです。
今回新しいチップセットシリーズの発表に合わせて Qualcomm では搭載されるモデムのロードマップを公開。X5 LTE は Cat.4 対応で下り 150Mbps 上り 50Mbps、X7 LTE と X8 LTE は Cat.7 対応で下り 300Mbps 上り 50Mbps に対応。
同社フラグシップモデル向けとなるチップセット Snapdragon 800 以降のシリーズに搭載が予定される X10 LTE と X12 LTE は Cat.9 に対応し、下り 400Mbps 上り 100Mbps (X10 LTE は 50Mbps) に対応します。X7 LTE 以上のモデムは全てキャリアアグリゲーションや、LTE デュアル SIM などにも対応。
■ 追加情報 2015年12月17日
Qualcomm、チップセット「Snapragon 618」と「Snapragon 620」の名称を、「Snapragon 650」と「Snapragon 652」に変更すると発表。不明だった搭載 GPU に関しても Adreno 510 を採用することを明言。2016年初頭に搭載端末が登場予定。(詳細)
Next Generation Snapdragon 600 and 400 Tier Processors – Qualcomm
https://www.qualcomm.com/news/releases/2015/02/18/
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16:02
いくらモデムがよくなってもキャリアが対応してなければ・・・