児童教育支援を行う OLPC、ノートパソコンとしても利用できる子供向けモジュール型 8.9インチタブレット「One Education」登場

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OLPC One Education’s modular laptop

児童教育を支援するためのコンピューター開発プロジェクトを推進する非営利団体 OLPC は Android をベースとしたノートパソコンとしても利用できる子供向けのモジュール型タブレット「One Education」発表。量産のための資金を Indiegogo にて開始。

■ スペック

  • OS: Android (バージョン不明)
  • CPU: Quad-core processor 1.4GHz
  • RAM: 1GB
  • ROM: 8GB
  • ディスプレイ: 8.9インチ マルチタッチパネル
  • 解像度: 2560×1600 WQXGA
  • カメラ: 2MP(前面 CMOS) LED フラッシュ無し 2MP(前面 CMOS)
  • 通信: Wi-Fi / Bluetoth
  • センサー: Gセンサー
  • 外部端子: microSD, USB Type-C, 3.5mmオーディオジャック
  • バッテリー: 7000mAh (取り外し可能
  • その他: モジュール交換可能、専用キーボードドック付属

※ ベーシックモデルのスペックです。

途上国における児童教育を支援するためのコンピューター開発プロジェクトを推進する非営利団体 OLPC (One Laptop Per Child) は教育や子供向けとしたノートパソコンとしても利用できるタブレット「One Education」発表。製品自体は2015年2月に「XO-Infinity」として一度仮発表されていましたが「One Education」として正式登場となります。

「One Education」の特長はモジュール化されている点で、取外し可能なパーツ(部品)は色分けされています。大きく分けて、ディスプレイ、通信、バッテリー、カメラ、コア部分の5パーツに分解可能。コア部分には CPU RAM ROM 等が含まれます。ベーシックモデルは 4G 3G モバイル通信は非対応。無線通信は Wi-Fi / Bluetooth のみとなります。

製品は4才児からの子供が利用できる設計で、年齢や成長に合わせてモジュールをグレードアップすることで、将来的に負荷のかかる作業もこなすことが可能になります。プロセッサを内蔵するコアパーツを交換することで Android だけではなく Windows や Linux OS を導入することも可能。

量産されるベーシックモデルは Android OS に8.9インチ 2560×1600 WQXGA の高解像度マルチタッチパネルが採用されます。外部端子に microUSB ではなく USB Type-C 端子を採用。子供向けとしながも先進的な仕様です。本体にはノートパソコンとしても利用できる専用のキーボードドックが付属。

Indiegogo にて量産化のための資金5万ドル(約610万円)を募集開始。製品は249ドル(約3万円)から購入可能です。2016年9月以降に出荷予定。30ドル(約3,700円)のオプションで OS クレジットに自分の名前を入れたりも出来ます。

One Education – OLPC
http://www.one-education.org/




Posted by GPad   @   2015年11月30日 月曜日 0 comments
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