Adaptive development for Googlebook

Googlebook 向けアダプティブ開発
画像:gpad.tv

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グーグルは 9月22日、Android Developers Blog で、Android アプリを新カテゴリーのノートパソコン「Googlebook」に対応させるための開発指針を公開しました。Googlebook は HP、Dell、Lenovo、Acer、ASUS などが手がける端末で、共通の Android 基盤の上に高解像度の OLED タッチスクリーン、キーボード、トラックパッド、OS レベルの Gemini Intelligence を組み合わせています。グーグルは、既存のアプリがすでにアダプティブなレイアウトを採用していれば、Googlebook 向けに別のアプリを一から作る必要はないと説明しています。

Google Play では、Googlebook 向けに最適化されたアプリに専用のバッジを付け、検索結果やストアのトップページ内のコレクションで優先的に紹介します。また、ユーザーが Android スマートフォンを使って新しい Googlebook をセットアップする際には、最適化済みのアプリが移行候補として目立つ形で表示されるため、購入初日から使ってもらえる機会が増えるとしています。最適化は、新しい料金体系が適用される「Apps Experience Program」への参加要件にもつながります。

技術面では、モバイル向け画面をそのまま引き伸ばすのではなく、ウィンドウサイズクラスに応じてコンテンツを複数ペインに再構成することが推奨されています。Navigation 3 の ListDetailSceneStrategy や SupportingPaneSceneStrategy を使えば、バックスタックから直接マルチペインのレイアウトを組み立てられます。Googlebook ではアプリが自由なサイズのウィンドウで動作するため、物理的な画面サイズではなくウィンドウサイズを基準にレイアウトを決めることが重要です。

さらに、キーボードショートカット、右クリックのコンテキストメニュー、ホバー状態、コンテキストカーソルといったデスクトップならではの入力への対応、複数ウィンドウを同時に開けるマルチインスタンス対応、ウィンドウ間のドラッグ&ドロップ、キャプションバー(ウィンドウ上部のヘッダー)のカスタマイズなども、差別化のポイントとして挙げられています。

■ ポイント

  • Googlebook は共通の Android 基盤上に構築、既存のアダプティブ対応アプリはそのまま活用可能
  • Google Play で最適化アプリにバッジと専用コレクション、セットアップ時の移行候補にも表示
  • ウィンドウサイズクラスを基準にしたマルチペインレイアウトを推奨(Navigation 3 のシーン戦略)
  • キーボード・ポインター入力、マルチインスタンス、ドラッグ&ドロップ、キャプションバー対応で差別化

■ 所感

Chromebook 時代から Android アプリの大画面対応はたびたび呼びかけられてきましたが、今回はストア上での優遇と収益面のプログラムがセットになっている点が違います。Googlebook が 10月に発売されれば、タブレットや折りたたみ端末を含めた大画面 Android 全体の体験が底上げされる可能性があり、開発者にとっては投資の理由が一つ増えた形です。

■ ソース

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