Google Glass Teardown
Google より開発者向けに提供が開始されたメガネ型端末「Google Glass (グーグル・グラス)」の分解レポートが公開。分解の難しい構造や TI OMAP4430 プロセッサ、SanDisk 16GB フラッシュメモリー等の使用部品が確認されています。
■ スペック
Google より2012年6月27日に正式発表され2013年4月17日より開発者(特定の選ばれた人)への出荷が始まったメガネ型端末「Google Glass」が早速分解されてしまったようです。筐体カラーはブラック、ホワイト、ブルー、オレンジ、グレイが確認されていますが今回分解されたのはオレンジのものになります。
製品一つ一つに受け取る際にセットアップがあり、「ガレージ」と呼ばれるフロアで約45分間のレクチャーを受けるとの事。筐体カラーはブラック (Charcoal)、ホワイト (Shale)、ブルー (Sky)、オレンジ (Tangerine) 、グレイ (Cotton)の5種類。付属品は着色シールド、クリアシールド、充電器/ AC アダプタ、USB ケーブル、ソフトケースとなっています。
「Google Glass」の構造はメガネ状のチタンフレームに本体が星形ネジ(トルクネジ)で留められています。本体側の筐体はプラスチックフレームで、ネジではなく工業用両面テープや圧着で固定されています。チタンフレームを留めている内側部分にシリアル番号が入っているようです。
本体側の内部は大まかに、タッチパッド基板、メイン基板、カメラユニット、ディスプレイユニット、バッテリー、スピーカーの5つで構成されており、タッチパッド基板は「Synaptics T1320A」、メイン基板にはプロセッサ「TI OMAP4430」「SanDisk Flash Memory 16GB」「Elpida Mobile DRAM 1GB」、カメラユニットは500万画素。
ディスプレイユニットは10セント硬化にのる程の小さいサイズで、解像度 640×360 、画質はアップルスマートフォン「iPhone 5」の8分の1程度としています。バッテリーは本体後方(耳寄り後ろにくる部分)に入っており 2.1Wh (570mAh) 容量。スピーカーは骨伝導トランスデューサー(変換器)が搭載。
「Google Glass」の価格は1500ドル(約15万円)となっておりますが誰でも購入できるわけではなく、開発者や特定の選ばれた人にのみの提供となっております。一般販売は2014年以降を予定しており、一般販売がされるころには更に価格は下がるものと思われます。
ソース元にはさらに詳細な情報や写真が紹介されているのでご興味のある方は是非ご覧ください。
Google Glass Teardown
http://www.catwig.com/google-glass-teardown/
Android 搭載のメガネ型端末「Google Glass (グーグル・グラス)」情報
https://gpad.tv/tv/google-glass/
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10:54
意外とスペック高いんだ・・・