インテル、スマートフォンやタブレット向け Clover Tail+ プラットフォーム採用の新型プロセッサ「Atom Z2580 / Z2560 / Z2520」発表

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Intel Atom Z2580, Z2560, Z2520 (Cover Tail+)

インテル、スマートフォンやタブレット向け SoC となる「Atom Z2500」シリーズ正式発表。Clover Tail+ とされるプラットフォームを採用した Atom プロセッサで「Z2580」「Z2560」「Z2520」の3製品が新たに追加。

■ Z2580 仕様

  • プロセス: 32nm HKMG
  • CPU: Atom Z2580 Daul-core 最大 2GHz 駆動
  • GPU: PowerVR SGX 544MP2 最大 533MHz 駆動
  • L2 Cache: 2x512KB
  • 解像度: 1920×1200 WUXGA
  • カメラ: メイン 1600万画素 セカンド 200万画素
  • ビデオ: 1080p30
  • モデム: XMM6360

■ Z2560 仕様

  • プロセス: 32nm HKMG
  • CPU: Atom Z2580 Daul-core 最大 1.6GHz 駆動
  • GPU: PowerVR SGX 544MP2 最大 400MHz 駆動
  • L2 Cache: 2x512KB
  • 解像度: 1920×1200 WUXGA
  • カメラ: メイン 1600万画素 セカンド 200万画素
  • ビデオ: 1080p30
  • モデム: XMM6360

■ Z2520 仕様

  • プロセス: 32nm HKMG
  • CPU: Atom Z2580 Daul-core 最大 1.2GHz 駆動
  • GPU: PowerVR SGX 544MP2 最大 300MHz 駆動
  • L2 Cache: 2x512KB
  • 解像度: 1920×1200 WUXGA
  • カメラ: メイン 1600万画素 セカンド 200万画素
  • ビデオ: 1080p30
  • モデム: XMM6360

インテル、スペイン・バルセロナにて2013年2月25日より開催の世界モバイル見本市 MWC2013 に合わせて同社の新型モバイル端末向けプロセッサシリーズ「Z2500」を正式発表。Clover Tail+ プラットフォームを採用した「XMM 6360」モデムを内蔵した SoC となります。

「Z2500」シリーズとして発表された製品は「Z2580」「Z2560」「Z2520」の3種類です。共通項目として 32nm HKMG プロセスで製造されたチップセットでデュアルコアプロセッサ CPU に GPU PowerVR SGX 544MP2 を搭載します。1920×1200 WUXGA 解像度や1600万画素デジタルカメラに対応。性能順位は型番の大きなものがより上位となります Z2580 > Z2560 > Z2520 。

Lenovo や ASUS、ZTE 等から同プロセッサを搭載した2013年モデルのスマートフォンやタブレットの発売が決定しています。既にレノボからは2013年1月にラスベガスにて行われた世界家電見本市 CES2013 にて「Z2580」を搭載したハイスペック Android スマートフォン「IdePhone K900」が発表済み。

インテルスマートフォンとしては2012年まで主流となっていた「Z2460 (Medfield)」に比べて処理能力は約2倍、グラフィック性能は3倍向上しているとしています。尚、インテルは 22nm プロセスのモバイル端末向けプロセッサ「Merrifield」も開発中。2013年末頃にリリース予定。

インテルも着々とスマートフォン、タブレット向けのプロセッサを準備してきていますね!

Intel Accelerates Mobile Computing Push – Intel
http://newsroom.intel.com/

Intel’s Clover Trail+ – AnandTech
http://www.anandtech.com/




Posted by GPad   @   2013年2月25日 月曜日 3 comments
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3 Comments

Comments
2月 26, 2013
06:37
#1 miya :

>カメラ: メイン 1200万画素 セカンド 200万画素
1600では?

これはベンチと消費電力が楽しみ。

Author 2月 26, 2013
08:51
#2 Gpad :

miya 様
ご指摘ありがとうございます!
1200万画素は誤りで1600万画素が正しいものとなります。
訂正いたしました。m(_ _)m

3月 1, 2013
07:47
#3 あいなな :

intelはARM勢への遅れを取り返せるよう頑張って欲しいですね。

スペックや消費電力もそうですが
ソフトウェア側も今までハードウェアがほぼARMの独壇場だったので、
ARMでしか動かないコードで書かれてるアプリも結構あるので

いかに開発環境やアプリにx86アーキテクチャをARM以上のスピードで浸透させて行けるかも重要だと思います。

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