インテル、Android や Windows 8.1 タブレット向けクアッドコアプロセッサ等を搭載した Atom SoC 「Z3000 “Bay Trail”」シリーズ発表

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Intel Atom SoC Z3000 Series “Bay Trail”

インテル、22nm プロセス製造の新型プロセッサ「Atom Z3000」シリーズを発表。Android と Windows 8.1 タブレット向けとなる SoC で、「Bay Trail」の開発コードネームが付けられている製品。2013年中に搭載端末が各メーカーから発売予定。

■ Atom Z3000 シリーズスペック

インテル、Android と Windows 8.1 OS 搭載のタブレット向けとする新型「Atom」プロセッサ「Atom Z3000」シリーズを正式発表。開発コードネーム「Bay Trail」として2013年1月に大まかな仕様が発表された製品です。今回、正式型番や詳細な仕様が公開。2013年中に Acer、ASUS、DELL、Lenovo、東芝等から搭載端末が発売される予定。

「Z3000」シリーズは、「Z3770」「Z3770D」「Z3740」「Z3740D」「Z3680」「Z3680D」の6タイプが用意されています。値の高い型番ほど、ハイスペックな仕様です。6種類共通の仕様として、22nm プロセスでの製造で低消費電力としています。

「Z3770」「Z3770D」「Z3740」「Z3740D」の4タイプは、CPU 4コアのクアッドコアプロセッサ、「Z3680」「Z3680D」は CPU 2 コアのデュアルコアプロセッサです。GPU には同社の第7世代「Intel HD Graphics」採用。

第7世代の「Intel HD Graphics」は、GPU 4コアのクアッドコアで、最大クロック数は 677MHz。DirectX 11 / OpenGL ES 3.0 に対応し、解像度は最大 2,560×1,600 表示までサポート。

「Z3000」シリーズは、コードネーム「Clover Trail+」とされる「Z2500」シリーズのプロセッサに比べて CPU コア性能は2倍、GPU 性能は3倍、同じ環境下での消費電力は約5分の1になるとしています。

Intel Launches New Multicore, Low-Power SoCs for Tablets – Intel
http://newsroom.intel.com/




Posted by GPad   @   2013年9月12日 木曜日 4 comments
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4 Comments

Comments
9月 12, 2013
21:14
#1 匿名 :

消費電力は5分の1って凄いな

9月 12, 2013
22:40
#2 ド素人 :

Intel Atomシリーズのタブレット向けCPUでQuad Coreは初ですかね?

9月 16, 2013
19:43
#3 匿名 :

消費電力の削減よりバフォーマンスの向上の方が重要だと思うけどなぁ
せめて実用に耐えうるぐらいデスクトップアプリケーションがサクサク動いてくれれば文句ないんだけどね

12月 31, 2013
12:27
#4 電子機器 :

これでまた、モバイル端末市場も楽しくなりそうですね!
  次はAMDか?

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