Linaro HiKey 960
Linaro、Hisilicon 製チップセット (SoC) オクタコアプロセッサ Kirin 960 を搭載した開発ボード「HiKey 960」発表。Android や Linux OS に対応し、日本国内ではスイッチサイエンスが取扱。価格30,974円で発売。
■ スペック
ARM アーキテクチャオープンソースプロジェクトの振興を行っている Linaro は、ファーウェイ参加となっている中国半導体メーカー Hisilicon のチップセット Kirin 960 を搭載した開発ボード「HiKey 960」発表。Android や Linux OS をサポートした 96Boards 規格準拠の製品となっています。
「Kirin 960」は TSMC 16nm FinFET+ プロセス採用し、ARM Cotex-A73 と A53 を各4基搭載したオクタコアプロセッサとしています。GPU には Mali-G71 を採用。特徴として、メインのプロセッサとは別に「i6」と呼ばれるサブプロセッサを搭載。「i6」は端末内の各種センサーデーターを分析することで消費電力を軽減する機能を持っています。
「HiKey 960」は 3GB の LPDDR4 DRAM と、32GB の UFS 2.1 を搭載。Linux(Debian)や、2017年2月時点で最新の Android Open Source Project (AOSP)をサポート。無線 LAN および Bluetooth のコンボモジュール WL1837MOD と、WL1837MOD が工事設計認証番号 201-140447 として認証を通しているアンテナ、Pulse 社の W3006 を搭載。
日本ではスイッチセンス (Switch Science) 社が取扱。価格30,974円で発売します。現在入荷待ちとなっており2017年5月以降より出荷(販売)予定。
96Boards Product HiKey 960 – Linaro
https://www.linaro.org/news/
HiKey 960 – スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/3251/
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