Motorola Droid RAZR Teardown
2011年11月11日に発売されたばかりのモトローラ製ハイスペックスマートフォン「RAZR」。世界的に話題となっているスマートフォンで、早速構造解析のために iFixit により分解解析!
■ スペック
最薄部分が7.1mmの極薄本体、リアカバーには特殊な「KEVLAR (ケブラー)」素材使用
リアカバーはがっちり硬く閉められているので、まずはのこぎりで二つに…嘘です。硬い金属製のへらみたいなものであればこじ開けられるとの事。メーカーの説明ではバッテリー交換不可ということになっているのでリアカバーは本来開けられないという認識です。※ SIMカードスロット(microSIM)は側面部にあります。
話題の極薄ケブラー素材のリアカバー、柔軟性もあるようです。
Li-Ion 1750mAh バッテリー内蔵。
バッテリーを外したリア部
銀色部分のプレートを外すと基盤があらわれます。中央にあるオレンジ部分がディスプレイとの接続部です。左上にあるスロットらしき部分は SIM カードのスロットです。Motorola RAZR の SIM はmicoroSIMが採用されています。
ディスプレイと基盤を取り外した所、左側の黒いのがディスプレイの裏面です。
メイン基盤詳細、赤色で囲まれたチップが
「Toshiba THGBM4G7D2GBAIE 16GB EMMC Flash Memory」
オレンジ色は「Samsung K3PE7E700M-XGC1 4Gb LPDDR2 RAM」
黄色が、「Qualcomm MDM6600 Dual-Mode Baseband/RF Transceiver」
緑色が、「Qualcomm PM8028 Power Management IC」
青色が、「Avago ACPM-7868 Quad-Band Power Amplifier」
紫色が、「Motorola T6VP0XBG-0001」(LTEベースバンドプロセッサ)
黒色が、「Texas Instruments WL1285C Wilink 7 Bluetooth/Wi-Fi/GPS」
赤色、「Skyworks 77449 Power Amplifier Module for LTE/EUTRAN Bands XIII/XIV」
オレンジ色、「Toshiba Y9A0A111308LA Memory Stack」
黄色、「ST Ericsson CPCAP 6556002」
緑色、「Hynix H90H1GH51JMP」
青色、「Infineon 5726 SLU A1 H1118 3A126586」
紫色、「Bosch 2133 C3H L1ABG accelerometer」
主なチップはこんな感じでしょうか?
大きく分けると11パーツぐらいになるようです。
ソース元にはさらに細かい分解写真や手順が記載されているので
ご興味のある方はゼヒご覧ください。
Motorola Droid RAZR Teardown – iFixit
http://www.ifixit.com/Teardown/Motorola-Droid-RAZR-Teardown/7048/1
名前 (Name) が空欄だと「匿名」になり、コメント反映に時間がかかります。名前を入れると投稿後もコメントの編集や削除が可能です。Email は入力しても表示されません。コメントは1度の投稿で【300文字】までとなります。