GPad Smart Watch Report “No.1 D5+”
中国メーカー No.1、Androi 5.1 クアッドコアプロセッサ搭載のスマートウォッチ「D5+」製品レポート。SIM カードの挿入が可能で、3G/2G 通信や通話に対応。Google Play も利用可能でアプリの追加が容易。価格135ドル(約14,000円)程度で購入可能。
■ “No.1 D5+” レポート目次
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※ メーカースペックには GPS の表記がありませんが GPS 搭載です。
※ バンド(ベルト)の取外しは不可。
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リア(背面)カバーは小さいプラスネジ4本でとめてあります。リアカバーを外すためのドライバーは付属品についています。SIM スロットのサイズは nanoSIM です。リアカバーは 316L ステンレススティール製で、錆びない仕様となっています。裏フタを外してもバンド(ベルト)は取外しできません。
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内容はスマートウォッチ本体「D5+」、化粧箱、USB ケーブル、充電通信用の専用コネクター、ユーザーマニュアル(説明書)、プラスドライバー、リア(背面)カバーをとめる予備ネジ4本。リアカバーはドライバーを使用しないと開けることができません。
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上記動画は時計画面(時計の種類)を変更するまでの動作です。途中で搭載アプリの一覧が映っています。本体の初期言語設定は英語になっています。設定画面から日本語が選択可能です。スマートフォンのように起動時にアカウントの登録などを求められる必要はなく、搭載されている機能のみで使用するのであれば、Google アカウントは不要です。
■ 操作方法のコツ
物理ボタンは右側面部に1つしかなく、画面も小さくシングルタッチのみに反応するため操作にコツが必要です。時計のトップ画面から設定を開く場合と、1つ戻る操作は、画面最上部から、一番したまでゆっくり指をスワイプすることで作動します。早すぎても反応しないので気をつけてくださ。基本この上から下へスワイプする動作がメインとなります。
文字入力は Android キーボードがプリインストールされています。画面が1.3インチしかないため、文字入力は非常に困難です。日本語入力は初期状態ではできないため、日本語入力を行いたい場合には、Google アカウントを設定した後に、Google Play よりダウンロードする必要があります。
画面は Google Play のトップ画面です。1.3インチの円形ディスプレイにより四隅の表示が隠れてしまっています。アプリの追加や検索のみであれば問題がないのですが、これには弊害があり、通常 Google Play トップ画面左上に設置されている設定画面を開くボタンが押せません。そのため、アプリのアップデートやアカウント情報、ギフトカードやプロモーションの確認が困難となっています。
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「D5+」には各種センサーが搭載されています。主に気圧計、心拍センサー、歩数計などです。メーカーのスペック表には GPS は非搭載となっていますが、GPS が搭載されています。ただ、GPS の起動 ON にしてから動作するまでにタイムラグがあります。一瞬不具合かと思いましたが、作動後は問題なく表示しています。
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初期状態から、Call (電話)、Message (メッセージ SMS)、Run (歩数計)、Clock (時間、アラーム)、Record (録音)、Heart Rate (心拍計)、Weather (天気予報)、Google Play (グーグルプレイストア)、AppStore (専用アプリマーケット)、Music (音楽プレイヤー)、Barometer (気圧計)、Browser (ブラウザー)、Calendar (カレンダー)、File Manager (ファイルマネージャー)などのアプリがプリインストールされています。
設定画面より、Google アカウントを設定すれば、Google Play の利用が可能です。No.1 独自のスマートウォッチアプリマーケットアプリも用意されていますが、数が少なく利用する機会は少ないかもしれません。また、画面が1.3インチの円形ということがあり正常に作動しないものも多数あります。
Google Play ストアを利用するには Google アカウントの設定が必須です。Google アカウントが無い場合には新規に作成する必要があります。これは、通常の Android スマートフォンやタブレットと同様です。スマートウォッチ「D5+」での注意事項として、通常 Google Play 設定時にアプリの課金や購入の支払い方法設定画面が出てきます。しかし、画面がバグっているために3つの選択肢のみで文字が見えません。3つある内の一番上がクレジットカードの登録で、一番下が支払方法を登録しないとなります。気になる方は一番したを選択すると良いと思います。
「D5+」はスマートウォッチながら SIM スロットを備えます。対応するネットワークの nanoSIM カードを挿入することで 3G または 2G のモバイル通信が可能です。マイクやスピーカーを搭載しており、音声通話も可能。無線は Wi-Fi や Bluetooth 通信に対応し、キーボードなどの周辺機器も Bluetooth にて接続ができます。
「D5+」を使用していみて、色々と面白い端末だと思いました。大手メーカーの Android Wear 搭載スマートウォッチは幾つか体験していましたが、それらと比べるとコストパフォーマンスの面では悪くないと思います。日本国内で販売されている Android Wear は 3G 通信には非対応で、定価3万円前後が一番多い価格帯です。「D5+」はその半額以下で購入できる製品となっています。
但し、クオリティは一般向けではなく、多少 Android になれた方への製品となっています。1.3インチの小型円形ディスプレイなために表示するコンテンツやアプリにより四隅が隠れる点。タッチした際の反応が少し遅く、操作によってはストレスを感じる場面があります。アプリを追加するのに必要な Google Play でコンテンツが正常に表示されないなどの問題もあります。
操作や動作に多少問題のある点はあるものの Android 5.1 OS やクアッドコアプロセッサ、RAM 1GB ストレージ 8GB、気圧計、心拍センサー、歩数計などを搭載したスマートウォッチとしては及第点だと思います。GPS も搭載しており Google Map などの利用が可能です。
その他、気になった点は駆動時間が動作されるアプリにもよりますが半日程度しか持たなかったこと、これはいじりすぎかもしれませんが、使用方法によっては1日は持つと思います。また、アプリの追加時や処理の思いアプリを作動させた時に、本体がかなり熱くなります。秋から冬にかけては良いと思いますが夏などの暑い時期には厳しいかも。
リア(背面)カバーは 316L ステンレススティール製で高級感があり、錆びない仕様となっています。本体も IP65 の防滴仕様で使える環境は多くなっています。バンド(ベルト)に関してですが、裏フタを外しても取外しできません。スマートウォッチとしてバンド(ベルト)が交換できないのは残念です。取り外す方法もあるのかもしれませんが、説明書には記載されておらず、ぱっと見では取外ことができませんでした。
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Q1. MicroUSB から給電/充電出来ますか?
A1. 本体には microUSB 端子などはなく、充電や通信や付属のコネクターを経由して行います。コネクターにはマグネットが内蔵されており着脱は非常にスムーズです。
Q2. どこの SIM カードで利用できますか?
A3. NTTドコモのネットワークを利用する MVNO 系 SIM カードに対応します。SIM カードのサイズは nanoSIM です。ご注意として、これは動作や通信を保証するものではありません。個々の責任において購入は検討してください。
Q3. 技適は取得していますか?
A3. 技適は通過していません。そのため、訪日外国人向けの対応となります。詳しくは総務省の資料をご確認ください。
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今回ご紹介したスマートフォン「No.1 D5+」は GeekBuying さんよりご提供いただいたものです。GeekBuying は中国系ガジェット(スマートフォン、タブレット、電子機器、おもちゃ、アクセサリー等々)を扱う有名海外ショップです。利用方法は「海外ガジェット通販ショップ GeekBuying の利用方法」で紹介していますので、購入をご検討中の方はそちらをご覧ください。製品は133.29ドル(約14,000円)程度で販売されています。
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GeekBuying さんのご厚意により、「D5+」の割引きクーポンをいただきました。商品購入時にクーポンコード「 OFUWLSVM 」を入力することで15ドル(約1,600円)の値引きが可能です。ご購入を検討されている方は是非ご利用ください。
No.1 D5+ – GeekBuying
http://www.geekbuying.com/
D5+ – No.1
http://en.001phone.cn/product-no-1-d5-plus-smartwatch-124.html
海外ガジェット通販ショップ GeekBuying の利用方法 – GPad
https://gpad.tv/topic/how-to-geekbuying/
EZ Book2 USER 様
コメント並びに情報有難うございます。
まさかアンテナが隠されているとは驚きです。
些細な脱字ですが、
「■内部」の項目の文字列
リアカバーは 316L ステレススティール製
「ン」が抜け落ちてます
匿名 様
ご指摘ありがとうございます。
訂正いたしました。 m(_ _)m
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18:08
中にアンテナが隠されているので、革ベルトの交換は無理です。