米 Skully 社、交通情報や後方180度視野が確認できる Android ヘッドアップディスプレイ搭載ヘルメット「AR-1」開発中止

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Skully Heads Up Display Helmet AR-1

米国シリコンバレーにある Skully 社、Android OS ベースのシステムやヘッドアップディスプレイを搭載したヘルメット「AR-1」を開発中止。ヘルメットのゴーグルにナビなどの情報や、死角となる後方の映像が表示できる機能を搭載。(情報更新)

■ スペック

  • 型番: AR-1 (開発モデルは P1)
  • OS: Android ベース Skully OS
  • 通信: Bluetooth
  • センサー: GPS, Gセンサー, デジタルコンパス, ジャイロセンサー
  • バッテリー: 内蔵、約9時間駆動予定
  • その他: 道案内ナビ、後方180度視野表示機能搭載、音声制御対応

※ 開発中製品のため仕様が変更となる場合があります。

2013年10月18日、米国シリコンバレーにある Skully 社は、「Google Glass」を内蔵したようなヘルメット「Skully P-1」を公開。ゴーグル内部、右下に情報を表示する機能が備わっており、リアルタイムでの交通や天気情報などが表示できます。大きな特長として、通常では見えない後方180度の視野を表示可能。

映像を表示する機械はヘルメット内部に組み込まれていますが、利用者には前方6メートルほどの位置にスクリーンが見えるイメージになるとしています。プロモーション動画も公開されており、そちらを見ていただくとわかりやすいです。

音声制御に対応し、運転中でも操作が可能。近日中に現在開発者向けの SDK (開発キット) が公開され、2013年内にベータテストを行うとしています。テストしてくれる人を募集中。価格は現時点では未定としています。

■ 追加情報 2014年8月10日
クラウドファンディングサイト Indiegogo にて、開発量産のための資金25万ドル(約2900万円)を募集。プロトタイプの製品名は「P1」でしたが、量産型は「AR-1」と製品名を変更します。2015年6月以降に製品出荷予定。

■ 追加情報 2015年12月20日
製品出荷延期、クラウドファンディングサイト Indiegogo にて、予定を大幅に超える資金を調達した Skully は、開発中の「AR-1」の出荷を延期すると発表。当初、2015年6月以降より順次出荷予定でしたが、2016年7月以降と約1年の延期を発表しています。

■ 追加情報 2016年8月8日
Skully 倒産の見通し。クラウドファンディングサイト Indiegogo にて244万ドル(約2億5000万円)を集めた、Android 搭載の AR ヘッドマウントディスプレイ「AR-1」は製品、量産化されずに終了の可能性。出資金の回収も難しいとしています。

SKULLY Helmets P-1 – Skully
http://www.skullyhelmets.com/




Posted by GPad   @   2016年8月8日 月曜日 0 comments
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