Boeing Black
米国、大手航空宇宙会社ボーイング(BOEING)社。本体が分解されたり情報が漏洩しそうになると、ソフトやデータを破壊し起動しなくなる機能を搭載したスマートフォン「Boeing Black」開発。セキュリティに特化した端末として政府機関向けに提供予定。
■ スペック
ボーイング社は世界最大の航空宇宙会社であり、米国唯一の大型旅客機メーカーです。民間機だけではなく、軍事用機器、ミサイル、セキュリティー事業等、多分野において高度な技術を保有する会社です。
同社では2012年より、Android OS を搭載しセキュリティに特化したスマートフォンを開発していました。当サイトでは2012年4月13日に「ボーイングがセキュリティに特化した Android スマートフォンを開発中」でご紹介しましたが、今回、ボーイングより正式発表された形となっております。
政府機関向けに開発されたスマートフォンで、高いセキュリティ性能を実現。注目の機能として、本体が分解されたり、情報が取り出されそうになると内部のソフト(アプリ)やデータを全て破壊し取り出せなくします。これにより、端末本体も起動しなくなるとの事。
具体的なセキュリティ機能として、「FIPS 140-2」に準拠した暗号化ストレージや、ハードウエアベース「Root of Trust」、各種暗号化エンジン(モジュール)を搭載。デュアル SIM 対応で、一般の 4G / 3G / 2G ネットワークと政府専用回線を切替えて利用できます。
Android スマートフォンでは世界初?となる PDMI ポートや24ピンコネクター端子を備えており、これらの端子を利用することで、生体認証スキャナーや、ソーラー充電器、衛生トランシーバーなどと接続可能。「Boeing Black」は一般向けには販売されず、政府機関向け製品として導入される予定です。
Boeing Black Smartphone – Boeing
http://www.boeing.com/boeing/defense-space/ic/black/
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08:35
Androidのos採用してる時点でセキュリティも何もないと思うけど..