フランス Android タブレットメーカー Archos、ゲームパッドを備えた7インチタブレット「GamePad」発売、価格169ドル（約16,000円）

Archos GamePad

フランス Android タブレットメーカー Archos 社、7インチサイズタブレットにゲームパッド（アナログスティック付きコントローラー）搭載した特殊モデル「GamePad」を米国にて2013年2月より発売。価格169ドル（約16,000円）前後。（情報更新）

■ スペック

OS: Android 4.1 Jelly Bean
CPU: Rockchip RK3066 (Cortex-A9) Dual-core 1.6GHz
GPU: Mali-400MP
RAM: 1GB
ROM: 8GB
サイズ: 229.8×118.7×15.4mm
重量: 約330g
ディスプレイ: 7インチマルチタッチ静電容量式
解像度: 1024×600 WSVGA
カメラ: 2MP(前面 CMOS)
通信: WiFi 802.11 b/g/n
センサー: Gセンサー
外部端子: microSD(Max 32GB), microUSB, HDMI, 3.5mmオーディオジャック
その他: アナログスティック付きゲームコントローラー、物理ボタン14個搭載、Google Play 対応

低価格な Android タブレットをグローバル販売しているフランスメーカー Archos 社から、任天堂 DS やソニーの PS Vita を連想されるゲーム機型タブレットが発表。Google Play にあるゲームを物理コントローラーで快適に楽しめるとしています。

搭載されている操作ボタンは左右2個のアナログスライドスティックと、画面左側の十字ボタン、画面右側の「X」「Y」「B」「A」ボタン、さらに「L1」「L2」「R1」「R2」「SELECT」「START」となります。この端末の最大の特徴はこの操作ボタンが物理的ではなくソフトウェア上で指定の箇所を操作することが可能になっている点です。

つまり、画面上で指定した部分にボタン「X」を振り分けたり、スティックの上をバーチャルパッド上の上に振り分けたり出来ます。ぞくにいう「マッピングツール (mapping tool)」と呼ばれる機能で、これによりどんなアプリであってもコントローラーが使える仕組みです。すばらしい！！

中国メーカーが既にゲームコントローラー付きタブレット「YINLIPS YDP-G18」「S5100」「S7100」等を発売していますが、それに似たような感じになりそうです。中国製品はエミュレーターが色々含まれていそうですが・・・　Archos 社の製品は Google Play に対応し、マーケットで入手できるゲームをより快適に楽しむのが目的となっております。

タブレットではなく、スマートフォンでのゲーム端末というと、ソニーの「Xperia Play」等が有名です。アクションやレース系のゲームをしっかり遊びたい時は物理コントローラがあったほうが操作しやすいですね。

■ 追加情報 2012年12月7日
2012年8月に発表され10月発売予定し延期されていた「GamePad」が12月5日より発売。米国や欧州等で販売され、価格149ドル（約12500円）と149ユーロ（約16,000円）になります。製品発表時のスペックでは OS Android 4.0 を搭載するとしていましたが、グレードアップされ Android 4.1 Jelly Bean を搭載しています。

■ 追加情報 2013年1月13日
2012年12月5日より149ドルで発売されるとしていた「GamePad」ですが、2013年2月より米国にて169ドル（約16,000円）にて発売されると再発表。日本では既に秋葉原の輸入端末を販売しているショップ「Jan-gle 秋葉原本店」等にて25,000円前後で販売中。

■ 追加情報 2013年3月25日
Gpad による「Archos GamePad」の製品レポートを公開。外観やスペックシートに掲載されていない仕様やベンチマーク情報、「Mapping Tool (マッピングツール）」や初期設定方法を詳細に説明しています。画像と動画を交えたレポートになっておりますので是非ご覧ください。

Gpad 製品レポート、マッピングツールを備えた7インチタブレット「Archos GamePad」
https://gpad.tv/tablet/archos-gamepad-report/

Archos Store – Archos
http://www.archos.com/store/