ソニー、エントリーレベル(ロースペック)スマートフォンから2年以内に撤退し、ハイスペックモデルに注力する可能性

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Sony Withdrew from the entry model smartphone ?

ソニーモバイル、同社スマートフォン Xperia プロダクトマネージャー Stephen Sneeden 氏は CNET の取材にて、今後2年以内にエントリーレベル(ロースペック)のスマートフォン市場から撤退し高級機スマートフォンへシフトする考えを語ったとしています。

Sneeden 氏は CNET のインタビューで「Xperia Z」の発表に合わせて「プレミアム(高級)スマートフォンの提供メーカーとして準備を整えており、その中でエントリーレベルの製品があることはソニーらしさ (Sonyness という造語で表現) を失うと」と語ったそうです。

ソニーは2012年、巨人アップルとサムスンの遥か後方で第三位のスマートフォンメーカーとしての位置を確保できましたが、圧倒的な差があります。ソニーは2年以内に上位メーカーと同じ市場を築きたいと考えているようです。

これらの戦略のために、エントリーレベルスマートフォンとして出された「Xperia J」の用な製品は出されなくなる可能性があり、今後は「Xperia Z」のような製品単価が高額なハイスペックモデルに注力するとの事。(サムネイル画像左が「Xperia Z」で、右が「Xperia J」になります。)

今回のインタビューで Sneeden 氏は「Xperia Z」の電源ボタンに関しても触れており、「電源ボタンは Xperia Z の重要なデザインで、消費者は電源ボタンでそれがソニーのスマートフォンだと認識できるようにしたい。」と述べたそうです。つまり、今後のシリーズとして「Xperia Z」と同様の電源ボタンデザインを使っていくという事になります。

ソニー製品はファンが多く、私自信もソニーには非常に期待しています。最近リリースされた日本向けのスマートフォンには問題があったり、他のグローバルメーカーと比べてハイスペック機の投入が遅かったりと色々ありましたが・・・今後2年で上位メーカーと同じ土俵に立っていただければと思うしだいです。

Sony Mobile may leave the entry level tier, says exec – CNET
http://asia.cnet.com/sony-mobile-may-leave-the-entry-level-tier-says-exec-62220116.htm




Posted by GPad   @   2013年1月13日 日曜日 9 comments
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9 Comments

Comments
1月 13, 2013
00:43
#1 W :

インドで親戚が会社をしているのですがソニーのエントリーモデル(デュアルSIM)スマートフォンとか結構売れてるってききましたけど・・・あ、でも単価が安いから結局数売れてもそんな利益にならないんですかね?

Author 1月 13, 2013
00:47
#2 Gpad :

W 様
書き込み有り難うございます。
奇遇ですね!私の親戚もインドにて会社を経営しております。
同様の話を一度聞いたことがあるのですが
実際どうなのかは正確な資料がないため何とも言えません。(><

Nokia とかはクオリティー無視でとにかく安くて最低限の機能を持った
携帯電話で新興市場を制覇したみたいな話がありますが
ソニーはクオリティーに妥協できないと言い切っているので
その辺で違いがあるのかもしれませんね、コストを抑えられない感じです。

1月 13, 2013
09:53
#3 miya :

エントリーモデルで認知度を高めたのでここからが正念場ですね
そういう意味でも最新OSをいち早く提供出来る地位を築いて欲しいものです

1月 13, 2013
21:14
#4 a :

じゃあminiとかrayとかsxはもう出ないのか…orz
こいつら漏れ無くハイエンドからは程遠かったもんな…

1月 14, 2013
14:23
#5 kaekou :

ソニーさん・・・でも、ハイスペックで5インチ等の機種に注力してくれるなら、賛成です。

追記
gpadさんは、どう思うんですか?

Author 1月 14, 2013
19:41
#6 Gpad :

kaekou 様
何時もありがとうございます。
今回報道されたソニーの戦略に関しては個人的に歓迎しています。

元々、ソニーのエントリーレベル(ロースペック)とされる製品は
日本では発売されていないため、ハイスペックに集中してくれた方が
日本でリリースされる確率も高いかな?とかいう希望的観測もあったりw

実は台湾の HTC が少し前から似たような事を始めており
ハイスペックという事に力を入れて開発、発売した「HTC DNA」
(日本モデルは「HTC J butterfly HTL21」)は予想以上に売れているそうです。

「DNA」シリーズの好調や戦略の方向性から、継続して HTC は
今後2013年ハイスペックモデルとして「M7」シリーズを投入します。

現状はアップルやサムスンに押されて HTC は売上が下がりまくっていますが
アナリストの分析で2012年末を底に持ち直す可能性があるとの事。

多少高価なものでもソニーらしい良い製品というのは売れるので
これぞソニー!というような素敵な製品を出して驚かせて欲しいですね!

1月 15, 2013
01:48
#7 Flanker :

XPERIAスマートフォンは低価格のローエンド端末でもデザインとかに妥協してなかったのは見て取れたし、一理あるとは思う。XPERIA Jなんかはあの価格帯ではトップクラスのデザインだと思うし。
ただ、低価格帯端末がウケてシェアを取れたのにこの路線がうまくいくかどうかは注目かなぁ。
あと、開発スピードをあげて欲しい。XPERIA GX以降ハイエンド機はずっとSnapdragon S4 Primeまでだったし、XPERIA Tも、Optimus GとかGALAXY S3 LTEとかの他のAndroidのトップメーカーのフラッグシップと比べると性能面で見劣りしてたから、そのフラッグシップにはその時々の時機に合わせた性能に合わせて欲しい

1月 16, 2013
11:47
#8 いつもの来訪者 :

SONYと言うブランドが好きな私も賛成したいニュースですね^^
SXのデザインが好きな私としては、”ハイエンドな小型機”ももっと出して欲しいです。

1月 16, 2013
11:49
#9 いつもの来訪者 :

追記:
なんとなく思う、昨今の小型=エントリーモデルって概念を壊して頂きたい!

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