Toyota and Ford establish SDL Consortium
トヨタとフォードは、自動車内でアプリ操作を可能とするオープンソース「スマートデバイスリンク (SDL)」を管理する非営利団体「スマートデバイスリンク コンソーシアム」を設立を発表。2018年以降に SDL 車載システムを採用した自動車がトヨタから発売へ。
SDL (SmartDeviceLink) を使用することにより、利用者は自動車内でのスマートフォンアプリを音声認識やナビ画面を通じて手軽に利用できるようになります。これは、アプリの開発者が SDL を用いることで、車内のナビ画面、ステアリングスイッチ、音声認識と、スマートフォンアプリを連携が可能となり、世界中の何百万台もの車両に独自のサービスを提供できます。
SDL は2013年にフォードが開発したスマートフォンアプリと車載器を連携させる「アップリンク (AppLink)」システムを採用。「アップリンク」は既に世界で500万台を超える車両で利用可能となっており、トヨタも SDL を用いた車載システムを2018年頃に商品化する予定です。
自動車とスマートフォンなどのモバイル端末を接続するプラットフォームとしては、グーグルの「Android Auto」や、アップルの「CarPlay」などがありますが、トヨタなど「スマートデバイスリンク コンソーシアム」に参画する事業者では SDL を採用した車載システムを搭載した自動車や、製品の開発を行っています。
同コンソーシアムには、トヨタとフォードに加え、富士重工業株式会社、マツダ株式会社、スズキ株式会社、PSA グループ及び Elektrobit、Luxoft、Xevo といったサプライヤーも参画し、Harman、Panasonic、Pioneer、QNX が覚書にサインしています。
SDL コンソーシアム設立 – トヨタ自動車
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/14620899/
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