ソニー・モバイル、「Xperia」スマートフォンのクアッドコアプロセッサ搭載モデルの登場は早くても2013年上旬?

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Sony, Early 2013 is when we see quad-core Xperia?

2012年2月27日よりスペイン・バルセロナにて開催の世界モバイル展示会 MWC2012 にて、ソニー・モバイル プロダクトマネージャー Sneeden 氏がCNETアジアの取材に対しクアッドコアプロセッサ搭載スマートフォンを2013年上旬に投入する可能性があると話したそうです。

2012年2月27日~3月1日の期間、スペイン・バルセロナで開催された世界モバイル展示会 MWC2012 では主にアジアメーカー、HTC、LG、Huawei、ZTE 等がクアッドコアプロセッサを搭載した端末を発表し展示会を盛り上げています。

ソニーは MWC2012 にてデュアルコアプロセッサを搭載した新型スマートフォン「Xperia P」と「Xperia U」を発表。コンパクトながらも機能性に優れた端末で会場を沸かせましたが、ハイスペックモデルではなく既存シリーズのデザイン変更、機能を追加したモデルに留まりました。

多くのソニーファンがクアッドコアスマートフォンを待ち望んでいると思われますが、ソニーモバイル・マーケティングマネージャー Sneeden 氏が MWC2012 でCNETアジアの取材に答えた内容によると、クアッドコアプロセッサ搭載の Xperia スマートフォン登場は早くても2013年上旬になりそうだということです。

何故そこまでクアッドコア端末登場が遅くなるのか Sneeden 氏は「ソニーモバイルはクアッドコアプロセッサのパフォーマンスとバッテリー消費が見合うと判断したときにクアットコア端末へ参入する。2012年後半で私達はクアッドコアプロセッサを上回る”Cortex-A15″技術に移行していきます。」と述べたそうです。

つまり、2012年中にはソニー・モバイルはクアッドコアプロセッサ搭載の端末は出さない事を意味しますが、実はこれは朗報でもあります。

Sneeden 氏が述べた”Cortex-A15″のプロセッサに関してですが、Texas Instruments (TI) 社の最新モバイルプラットフォーム「OMAP 5」が搭載しているプロセッサで、クアッドコアプロセッサで主流となりつつある NVIDIA Tegra 3 の性能を大幅に上回るとしているチップセットです。

動画: 画面左 デュアルコア TI OMAP5 、右側が クアッドコア NVIDIA Tegra 3 になります。

Android 端末上で、HTML5 構成、MP3、ビデオファイルのダウンロードを含めたサイトを複数読み込む比較で
デュアルコア TI OMAP5 (Cortex-A15) が95秒で完了、クアッドコアの NVIDIA Tegra 3 が201秒で完了と106秒もの差がつきました。

参考として TI OMAP5 を取り上げましたが、Sneeden 氏は採用されるプラットフォーム(プロセッサ)は「ST-Ericsson NovaThor」または「Qualcomm Snapdragon S4」シリーズである可能性が高いと述べたそうです。

ソニー・モバイルはハイスペックモデルへの開発が遅れているようなイメージがありますが、バッテリー消費等も考慮したユーザーに最適なスマートフォンをリリースしてくれそうです。個人的に Xperia シリーズスマートフォンは大好きなので応援してます! (><

Sony Mobile exec: “Early 2013 is when we see quad-core” – CNET
http://asia.cnet.com/




Posted by GPad   @   2012年3月1日 木曜日 5 comments
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5 Comments

Comments
3月 1, 2012
12:28
#1 Wideplain :

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいております。
僕もソニーファンでクアッドコアのXperiaは待ち望んでいるところではあるのですが、確かに評判のあまりよろしくないTegra3のクアッドコア端末を今出すより、今年中は高性能でバランスの良い他のデュアルコアを搭載した端末に徹するのも十分アリなのかもしれませんね。

3月 1, 2012
17:20
#2 sulad :

かくいう私もXperiaファンです。
ちょうどDocomoから出たX10を購入したのが二年前ですか。
早い物だと感じますね。
買い換え時期なんですがNXにはどうも魅力を感じず、かといってもうX10では厳しいものがあり、arcの白ロム買って延命しようと思います(笑
Sonyはスマートフォンに採用する技術に関して、他の商品群に比べると慎重であるイメージがありますね。クアッドコアの採用云々に関しても、そんな判断から来たのでは、と思います。

3月 1, 2012
18:37
#3 michikusa :

クアッドコアは消費電力的にも有利のはずでは・・・。

ただ、デュアルかクアッドかが問題ではなく、結果としての性能(もっと言えばそれすら問題ではなく)・結果としての実感や使い勝手が大事ですので次がTegra3以上というCortex-A15というのは嬉しい気もします。

ただ、そこまではさすがに待てませんので、春までの買い換えを検討中ですが、acroHDと姉妹機のNXを触る限り、がたがたした操作性で微妙さもありました。

今のところデザインとデカさと解像度とブランドイメージを我慢すれば(操作性、早さ等で言えば)Galaxy SII LTEが一番でその次がOptimus LTEという印象。

妥協してacroHD、もしくは我慢してOptimus 4XHD。
いずれにせよ、1年で乗り換えられるように一括で契約の予定です。

チラ裏でした。

3月 1, 2012
23:07
#4   :

HayabusaがS4で来ましたね
ソニエリは遅いイメージが強いので、まだ信じられませんが。

>#3 michikusa さん

LGの2Xは不具合満載で
僕はすぐに投げましたよ

Optimus LTEも、評判は悪いし良くない。
海外サイトでGalaxyLTEと比較されてますが
電池持ちが異常に悪いと酷評されてる。
文字入力やホーム画面でけっこうモッサリする。
LGはスペックだけでなぜか持ち上げられてるけど
サムスンのようにはなれないと思うよ

3月 2, 2012
00:13
#5 michikusa :

Optimus LTE、店頭で触ってみた限りはまずまず良かったんですけど評判良くないですか…。

Hayabusaが早く出てくれるなら、と思いましたが夏か秋にはiPhoneの乗り換えが待っていそうですしね。
やはりacro HDにして、不満があればまた1年後に考えたいと思います。

今は一刻も早くSO-01Bから乗り換えたい…。

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