Tim Bray is leaving Google
Android を支持し開発をしてきた Google の Tim Bray 氏が2014年3月17日付で、同社を退社することを発表。理由として在宅勤務が認められなかった事を主な理由としています。退社後の予定はまだ未定。
Android Developer Advocate を勤めた Tim Bray 氏が、Google (グーグル) を退社することをブログにて発表。「Leaving Google」と題された記事には、Google での在宅勤務が認められなかった事や、同社があるカルフォルニアには引っ越したくなかったことが綴られています。
Tim Bray 氏はカナダのバンクーバーに住んでいますが、Google がバンクーバーに事務所を開設する予定もなく、遠隔作業での在宅勤務も認めないとの最後通告があったために退社するとしています。しかし、今回の退社は友好的なもので Google に対しては批判はないとしています。
米国の IT 企業では在宅勤務を認める企業が多々ありましたが、近年は社員全員をへ出社するのが主流となりつつあるようです。特に有名なのだと、米 Yahoo で在宅勤務や遠隔操作での就業がなくなり、出勤するか、辞めるか社員に選択させたというのがニュースになりました。
Tim Bray 氏の Google での仕事は数週間残っており、2014年3月17日付で退社予定。退社前に2月25日よりスペインバルセロナで開催される国際モバイル見本市に参加し、その後の予定は未定としています。
Android 支持者として日本でも有名な Tim Bray 氏。個人的には日本国内最大のアンドロイドイベント Android Bazaar and Conference (ABC 2011 Summer) でのビデオメッセージが印象的です。(当日は音声トラブルで翻訳の方の声となりましたが・・・)Google を退社したとしても今までの Android に対する貢献が消えるものではないので、今後のご活躍をお祈りいたします。
動画は、2011年7月17日に開催された「ABC 2011 Summer」のカンファレンス参加者向けに送られたビデオメッセージです。当時のメッセージは挨拶と、1億3500万台の Android 端末が存在し、毎日55万台のアクティベートがあるなどの説明をしてくれました。
Leaving Google – ongoing by Tim Bray
https://www.tbray.org/ongoing/When/201x/2014/02/19/Leaving-Google
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