Intel new Smartphone platforme at 2013 MWC
半導体メーカー大手 インテル (Intel) 、スペイン・バルセロナにて2013年2月25日より開催されるモバイル関連の見本市 MWC2013 にて消費電力の低い 22nm~14nm プロセスで作られたスマートフォン向け新型 Atom プロセッサを発表するとしています。
台湾メディア DigiTimes より報じられた情報で、インテルがスペイン・バルセロナにて2013年2月25日~28日まで開催されるモバイル関連の見本市 MWC2013 にて消費電力の低い 22nm と 14nm プロセスの新型 Atom プロセッサを発表するとしています。
インテルの2012年末時点での主要なスマートフォン向けプロセッサは 32nm プロセスで作られたコードネーム「Medfield」と呼ばれるシングルコアプロセッサ「Z2460」です。レノボ、モトローラ、ZTE やインドの LAVA Mobile 等の一部の端末に採用されています。
コンシューマやサーバー向けのプロセッサではシェアの大きいインテルですが、スマートフォン向けプラットフォームでは他の半導体メーカー(ARM 系)から大きく差をつけられており出遅れている状態です。
2012年5月に発表された情報では、インテルは2014年に向けて 22nm の Atom チップセット、コードネーム「Merrifield (XMM 7260)」と「6331」が開発されるとしています。さらにその先には 14nm のチップセットが開発されるとしていましたが、前倒しで発表する可能性がでてきました。
※ 2012年5月に SemiAccurate より公開されたインテルのロードマップ
パフォーマンスに関しての情報はまだ一切だされていませんが、MWC2013 で本当に発表されるとなれば面白いスマートフォンが増えることになりそうです。その他、インテルは自社ブランドでのスマートフォンを出す可能性は低いが、エントリーモデルのスマートフォンを出すために中国やインドのモバイル通信事業者と協力する可能性があるとしています。
Intel expected to show new smartphone platform at 2013 MWC – DigiTimes
http://www.digitimes.com/news/a20121225PD216.html
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