アマゾン、セットトップボックス「Amazon Fire TV」分解レポート

Filed in Develop - 開発 0 comments

Amazon Fire TV Teardown

米アマゾン、同社初となる Android OS をベースとしたセットトップボックス「Fire TV」が iFixit により分解。2014年4月2日より99ドルで発売された製品です。シンプルな構造で分解しやすいですが修理のしやすさは10段階評価で6としています。

■ Fire TV 本体スペック

  • OS: Android ベース
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 600 (MSM8064) Quad-core 1.7GHz
  • GPU: Adreno 320
  • RAM: 2GB LPDDR2 (Samsung K3PE0E00QM-CGC2)
  • ROM: 8GB eMMC (Toshiba NAND Flash THGBM5G6A2JBAIR)
  • サイズ: 115×115×17.5mm
  • 重量: 281g
  • 画面出力: 1280×720 HD, 1920×1080 Full-HD (60fps)
  • 通信: WiFi 802.11 a/b/g/n (MIMO), Bluetooth 4.0 + HID HFP, Ethernet 10/100Mbps (RJ45)
  • 外部端子: USB 2.0 x1, Optical Audio, HDMI
  • 電源: DC 5V
  • その他: ワイヤレスリモコン「Fire TV Remote」付属、Dolby Digital Plus 対応

■ リモコン (Fire TV Remote) スペック

  • サイズ: 139.9×38.3×16.1mm
  • 重量: 68g
  • 通信: Bluetooth 2.1 + EDR
  • バッテリー: 2×AAA
  • ボイスサーチ: デュアルデジタルマイクロフォン内蔵
  • ボタン: 音声検索、ナビゲーション、セレクト、バック、ホーム、メニュー、戻り、プレイ(ポーズ)、早送り

■ ゲームコントローラー (Fire Game Controller) スペック

  • サイズ: 153.4×106.8×59.7mm
  • 重量: 277g
  • バッテリー: 2×AA (フル充電で約55時間駆動)
  • ボタン: アナログスティック x2、十字キー x1、コマンドボタン8種類
  • その他: 90日間のアマゾン保証サービス付き

※ Fire Game Controller は別売り39.99ドル(約4,200円)

内部はシンプルな構成で、本体だけだと基板とケースに基板を抑える板のみの4パーツとなります。リモコンの方も、基板とケースとボタンといったような感じです。分解することで RAM や ROM のメーカーや型番が判明。パーツ数も少なく分解はし易いですが、修理という観点では部品がほぼ基板となってしまうため10段階評価中6(数値の高い方が修理しやすい)としています。

パワーマネジメント IC 「Qualcomm PMM8920」や、イーサネットコントローラー「Atheros AR8152-B PCI-E」、デジタルオーディオトランスミッター「Texas Instruments DIT4192」、ワイヤレス通信チップ「Qualcomm Atheros QCA6234XH integrated dual-band 2×2 802.11n + Bluetooth 4.0」などの搭載が判明。iFixit の方ではオプションで販売されている専用ゲームコントローラーに関しても分解レポートがされています。

Amazon Fire TV Teardown – iFixit
http://www.ifixit.com/Teardown/Amazon+Fire+TV+Teardown/23856




Posted by GPad   @   2014年4月5日 土曜日 0 comments
Tags : ,

0 Comments

No comments yet. Be the first to leave a comment !
Leave a Comment

名前 (Name) が空欄だと「匿名」になり、コメント反映に時間がかかります。名前を入れると投稿後もコメントの編集や削除が可能です。Email は入力しても表示されません。コメントは1度の投稿で【300文字】までとなります。

Previous Post
«
Next Post
»